【介護・相続できょうだいトラブルを防ぐために】情報共有を徹底してもめ事回避&いざというときの証拠にも

親の介護や相続で、きょうだい間のトラブルを防ぐために、やっておくべきこととは? 重要なのは「情報共有」の徹底。もし、既読スルーされても「報告した」という事実が大事で、あとで証拠として役立つことも。

「情報共有」を徹底する

「情報共有」を徹底する

ほかのきょうだいに黙って行動しない!が鉄則

きょうだいが別の場所で生活していると、必然的に親の近くに住んでいる、もしくは親との交流が多い子供が親の介護を担うことに。このとき、重要なのは「情報共有」の徹底。どんな介護サービスを使ったか、病院でどんな診断を受けたかなど重要な情報が山積みになる。「忙しい」「心配させたくない」「どうせ返事がこない」と、きょうだいへの連絡を怠っていると、「勝手に決めた」「聞いてない」などとあとでトラブルになること必至!

きょうだいでグループLINEをつくっておき、「明日から検査入院」「治療費は○万円でした」などとこまめにメッセージを送って情報をシェアしておこう。もし、既読スルーされても「報告した」という事実が大事で、あとで証拠として役立つことも。介護や病院での治療で立て替えた費用があれば、ここに明記しておくと、相続のときにもその分の配慮を主張しやすくなる。

教えてくださったのは

介護者メンタルケア協会代表 橋中今日子さん
介護者メンタルケア協会代表 橋中今日子さん
理学療法士・リハビリの専門家として病院に勤務。自身も介護経験があり、心理カウンセラーとして介護にかかわる人を心身両面からサポート。著書に『がんばらない介護』など。
相続実務士 曽根恵子さん
相続実務士 曽根恵子さん
株式会社夢相続代表。感情面、経済面に配慮した“オーダーメード相続”を提案、サポート。アプリ「家族をつなぐ介護ノート」も提供。『相続はふつうの家族が一番もめる』など著書多数。

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取材・原文/吉川明子 イラスト/カツヤマケイコ ※エクラ2021年7月号掲載

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