腸腰筋を鍛え、柔軟性の高い骨盤を保つことが、美しい姿勢の基本。いつまでも若々しくいられる骨盤の保ち方を伝授。
日常のたるみ・老け姿勢
骨盤の後傾&足組みは骨格くずれの元 寄りかかり・ 足組み
後傾で固まった骨盤を動くようにしてから、正しく立てる!
スマホを見たり、本を読んだり、パソコン作業時にやりがち…それは椅子に浅く座り、背もたれに寄りかかった姿勢。
「一見ラクそうに感じますが、骨盤が後傾することで、腰椎が過度に前に曲げられた状態になります。すると腰椎の動きにかかわる筋肉や筋膜が緊張し、腰部の血流が悪くなって硬直。実は腰に非常に負担のかかる姿勢です」
さらに足組みは体を左右に歪ませる原因。前後左右に歪み、それが日常化することで、骨格が複雑に変形していきます。「硬直した腰部の筋肉と骨盤の柔軟さを取り戻し、腸腰筋を鍛えると骨盤が立てやすくなります」
対策③腰を伸ばす
腰を反らせて前弯カーブを取り戻す!
骨盤が後傾した姿勢が長く続くと、腰椎の前弯カーブがなくなり、椎間板への圧力が高まります。上体を反らして、腰部分をストレッチすることで、この椎間板への圧力を取り除き、腰部の筋肉の緊張をほぐします。
◆お助けGOODS 骨盤立てをサポート!
小さな座面にお尻をぐっと奥まで入れ、またぐように脚を開いて座ると、坐骨の2点で座る状態に。腰あてに支えられて骨盤が立ち自然と姿勢がよくなる画期的な椅子。
柔らかすぎない適度な弾力の座面が、坐骨で座る感覚をつかみやすく、腰を心地よくサポートして正しい姿勢をキープ。[左] アーユル チェアー オクトパス¥46,000・[右] アーユル スツール¥26,000/トレイン
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対策④骨盤を鍛える
腸腰筋を鍛えて骨盤位置をキープ!
姿勢維持のための重要な筋肉は腸腰筋。特に股関節を曲げる動作にかかわり、骨盤を立たせるのに活躍します。使わない筋肉は退化します。ここを意識的に使って鍛えることが大切です。
◆ここに効く!
腰と脚をつなぐ腸腰筋を意識して!
濃いグレーの大腰筋、薄いグレーの腸骨筋を総称して腸腰筋と呼びます。上写真の指が当たっている部分で、この筋肉を使って骨盤を立てます。
●監修
岡田 隆さん
日本体育大学体育学部准教授(運動器外傷学研究室所属)。理学療法士。
日本体育協会公認アスレティックトレーナーであり、自身もボディビルダーとして活躍。近著に『骨格バランス改善メソッド』(ナツメ社)など