遺品整理事業のプロである内藤 久さんが「実家の片づけ」の心得を解説。親が亡くなったあとに膨大な遺品を整理するコツは、残しておきたい1%を先に見つけることだという。
教えてくれた人
「遺品整理の埼玉中央」代表 内藤 久さん
「遺品整理の埼玉中央」代表 内藤 久さん
父の遺品整理を経験したことでホテルマンより転身し、’05年にさいたま市で東日本では最も早く遺品整理事業を開始。生前整理も含め、作業累計1950件以上。『図解 親の財産を見つけて実家をたたむ方法』(ビジネス社)ほか著書多数。
【Case4】親が亡くなり遺品が膨大
実家のモノの中で残すのは1%だけ。残すものを見極めよう
親の死後、遺品の整理で時間と体力を使い果たし、クタクタになったという話をよく聞く。
「自分の家であれば、捨てるといっても20~30%処分する程度ですみます。それが、両親ともに亡くなった実家の片づけとなると、最終的に家をカラにしなければならず、持ち帰れるモノはせいぜい1%。処分するべきものが99%もあり、その圧倒的な量のモノをひとつずつチェックしようとするから、心が折れてしまうのです」(内藤さん)。
大事なのは残しておきたい1%を先に見つけること。片づけの時間をギュッと短縮できるし、あとは一気に処分できるので気持ちの整理もつきやすくなる。
取材・原文/浦上泰栄 イラスト/北住ユキ ※エクラ2022年2月号掲載