実家の片づけで親とモメないコツを、片づけヘルパーの永井美穂さんがアドバイス! 大切なのは「両親が快適に暮らすために必要なものを“見つける”という姿勢」。洋服・靴、食器ごとに“必要なもの”の基準を明確にして。
片づけヘルパー 永井美穂さん
片づけヘルパー 永井美穂さん
介護福祉士として在宅介護に携わった経験から、高齢者が健康で安全に暮らせる環境づくりと、片づけの実施を提案。‘09年から日本初の片づけヘルパーとして活動。著書に『親の健康を守る実家の片づけ方』(大和書房)がある。
実家の片づけの新真実③ “捨てる”のではなく、必要なものを“探す”が近道。
“捨てたい”という気持ちが見えると、親は反発する。
「両親が快適に暮らすために必要なものを“見つける”という姿勢で取り組みましょう。服が多すぎるなら、実際に服を着てもらって、『どれが好き?』『こっちのほうが似合う』と、今着たい服のオーディションをします。食器を選ぶときは、食器棚の掃除を理由にすべての食器を外に出し、よく使うものを聞きながら戻して」(永井さん)。
使用頻度が低い食器は保管箱に入れ、折を見て処分を。
[“必要なもの”の基準]
洋服・靴
本人が大好きでとにかく出番が多い/生地に伸縮性があって脱ぎ着がしやすい/自宅で洗える/薄くて軽くて暖かい/ローヒールで転倒しにくい
食器
本人のお気に入りで、毎日のように食卓に登場する/軽くてすべりにくく、手のひらにちょうどよい大きさ/持ち手がある/電子レンジで使える/多用途に使えるお椀や小鉢(ひとつの用途しかないものはNG)
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取材・原文/浦上泰栄 イラスト/北住ユキ ※エクラ2022年2月号掲載