母との接し方に悩む自分の姿を娘はどう思うか……。そんなアラフィー女性のお悩みに人工知能研究者の黒川伊保子さんがアドバイス。
教えてくれたのは…
人工知能研究者 黒川伊保子さん
人工知能研究者 黒川伊保子さん
感性リサーチ代表。脳科学を生かしたコミュニケーションを提唱。『母のトリセツ』をはじめ、大ヒットになった“トリセツ”シリーズなど著書多数。
Q.過干渉とか自己中とか、母にかけられた迷惑を、私が自分の娘にしてしまいそうで怖い。どうすればこの連鎖を食い止められるでしょうか。
A.母親(祖母)に優しく接する自分の姿を、娘に見てもらおう
祖母と母親がいがみ合う姿を何度も目にしたら、将来、娘は母親に対して同じような言動をとるかもしれません。まずは母親の老いを受け止め、彼女の心に寄り添ってあげましょう。そして、「いずれ年老いたとき、娘が自分にどう接してくれたらうれしいか」を想像してください。 娘が優しく声をかけてくれたら、グチを言わないだろう……、そう思ったら母に対して同じことを実行してあげて。娘はそんなあなたの姿を必ず見ているし、そ れが結果として、負の連鎖を断ち切ることになりますから。
取材・原文/浦上泰栄 イラスト/小迎裕美子 ※エクラ2022年6月号掲載