来年2024年1月から「新NISA」がスタート。お金が減るのは怖いし、そもそもNISAもよくわからない……、“投資”という言葉だけで躊躇しないために、その必要性をマンガを交えてファイナンシャルプランナーの山中伸枝さんが詳しく解説。
実は「NISA」もよくわかりません……。投資って、どうして必要なの?
教えてくれたのは…
人生100年の長生きの時代は楽しむお金を自分で増やす
投資の話をよく聞くけれど、なぜ最近注目が集まっているのか、その答えは「生きていくにはお金がかかり、人生100年時代の今、より多くのお金が必要だからです」と山中さん。「恋愛や結婚、子育て、住宅購入など、友人と共通の話題があった20~30代とは異なり、50代になると興味や関心が実に人それぞれですよね。誰かと同じような人生ではないので、一人ひとりが自立してお金と向き合うことが大切なんです」
寿命が延びたぶん、人生を楽しむ時間も増えることに。ただしそこにかかるお金は、自分で備えることが必要になる。
「老後に年金は受け取れますが、それだけでは余裕のある暮らしには足りないと思うかたが多いでしょう。おいしいランチを食べて、お稽古事をして、年1回海外旅行をして……というお金を国は用意してくれません。そのかわり、税金がかからない形で投資できるNISAなどの仕組みを用意しているのです」
勝ち負けを競う“投機”でなくみんなが幸せになる“投資”を
バブル時代は、投資というよりも、ギャンブル性の高い“投機”が注目された記憶がある人も多いはず。
「誰かが勝って誰かが負ける“投機”では、大きく儲かる人もいるけれど、大きく失敗する人もいます。それでは、安心してお金を増やせないですよね。そうではなく、長期で企業などを応援していくことで、みんなに付加価値が生まれるような正しい“投資”を選ぶことが大切です。そして、長期で投資の成果を出すためにも、先延ばしせずに今すぐに始めて投資期間を延ばしましょう。若い今の50歳の自分が70~80代以降の自分に仕送りをしてあげるつもりで、お金をしっかり備えていきたいですね」