親元で暮らしたくても暮らせない事情がある子供たちを、家庭的な環境で預かり、愛情をもって見守る「里親制度」。何歳まで里親になれるの?実子とうまくいくか心配など、皆さんの気になる疑問に専門家が答えます。
もっと知りたい!里親Q&A
Q1.里親になることを決める前に、体験談を聞きたい場合は?
「毎年10月に厚生労働省主催の“里親月間”があります。里親に関する情報を伝える講演会やイベントなども各自治体で開催されます。また、児童相談所では随時体験発表会も多く行われています。もし里親に興味をもったらまず、足を運んで現役の里親さんの声を聞いてみてください」
Q2.何歳まで里親になれますか?
「申し込み時に里親になるための年齢制限は設けていません。仕事や子育てが一段落した50代から里親になられるかたもたくさんいます。心身が健康で、経済的に安定していて、子供の養育が可能であれば何歳でも挑戦していただけます」
Q3.実子とうまくいくか心配。
「実子がいる場合、新しく里子を迎えることにとまどう子供は珍しくありません。実子は里子と同じ学校に通う可能性などもあり、家族の重要なメンバーです。里親が必要とされる理由や制度について、ていねいに説明したうえで、賛成してくれるか確認してください。受け入れ後も定期的に相談に乗ってあげることが望ましいです」
Q4.事実婚や同性カップル、独身、共働き、子育て経験がなくても里親になれる?
「事実婚や同性カップルでも条件を満たしていれば養育里親として認められるケースは複数出ています。また、共働きや子育て経験がなくても、経済的余裕があれば独身でも、周囲の手を借りたり、保育園等に預けながら里親をすることはもちろん可能です」
Q5.子供がなじまなかったら?
「里親家庭に来てしばらくすると、多くの子供が感情的になったり、わざと大人を困らせる『試し行動』をとったりするものです。まずは子供たちの気持ちに真摯に向き合って、もしも改善しない場合は、里親仲間や専門家に相談をしましょう。それでも最終的に離れたほうがお互いのためと決まったら、児童相談所に相談し、委託解除をすることができます」
Q6.年収はどれくらい必要?
「里親になる条件に“経済的に困窮していないこと”とありますが、手当や生活費が支給されますし、年収に規定はありません」
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