かわいい猫たちの様子を毎月お届けする連載の32回目。今回は、カメラマン・山下みどりさんの愛猫・テリーが登場! 気は優しいけれど、少し暴れん坊。飼い主には甘えてくるツンデレ猫がやってきた! 猫のかわいさは千差万別。
テリー 4歳・♂ マンチカン
ベッドの上でくつろぐテリー。つややかな黒猫が長い手足を伸ばしてリラックスする姿はどこか気高い雰囲気。ちょっとびっくりしたような表情もコケティッシュ!
「オールブラックと思いきや、おなかと後ろ足の先に少し白い部分があるところもチャームポイント」と山下さん。家族として迎えてからのびのびと過ごす姿を眺めるのが一番の幸せなのだそう
みんなのいるリビングの椅子は目下お気に入りの場所。いつも手や足がはみ出している。段ボールや箱に入るのはとにかく好き
ある日、山下さんが玄関先のイネ科の雑草をあげたところ、テリーのお気に入りに昇格。毎日、帰宅する際に山下さんの手もとに雑草があるかどうか厳しいチェックが入るほど
少し不機嫌に見える表情もキュート。怒っているかと思いきや実は甘えたいと思っているのだそう。5.9㎏のしっかりとした体格ながら、甘えん坊というギャップもたまらない
最近は部屋のドアが閉まると必ず開けたがるテリー。少し隣の部屋を探検すると、すぐに戻ってくるのがマイブームなのだそう
「一緒に過ごす時間が 距離を縮めてくれる」
カメラマンの山下みどりさんは14年ぶりに猫と暮らす生活を満喫中。
「知人がかかわっている動物保護施設で猫のケージがいっぱいなので、里親が見つかるまで預かりボランティアをやってくれないかと頼まれたのがきっかけです。たいていは子猫が多いそうなのですが、テリーは一度飼われてから手放された子で、大きくなっていました。私は14年前に猫を亡くした経験がつらかったので、もう生き物は飼えないと思っていたんです。でも、しばらくの間のことと聞いて了承しました」
里親の引き取りが決まらない中、半年がすぎ、関係性も変化する。
「テリーは前の家で悲しい体験があったからなのか、割と臆病な子。人間にすごく懐くということもないし、だっこもむずかしいんです。それがだんだんと猫も人間もお互いに歩み寄る瞬間が訪れて。遠慮がなくなってきて、ゆったりと家で過ごしているのを眺めているうちに、こういうのもいいかもしれないと思いはじめました。最終的には、昨年10月に晴れてうちの子として迎え入れることにしたんです」
最初は怯(おび)えていたテリーも徐々にリラックス。ご機嫌のときは両前足を伸ばしてスフィンクスか女優のように優雅に鎮座。作業をしている山下さんを見守ってくれている。
「ちょっぴりほかの猫より大きくて、どこでくつろいでいても、はみ出てるし、ツンデレなところもたまらない。もう何しててもかわいいですね(笑)」
山下さんの登山グッズを見つけると、すぐさまいたずらをしに来る。噛まれることもしばしば