料理のおいしさを演出するのに欠かせない「器」。料理をする機会の多い料理家さんたちはどんな器を使っているのか?冷水希三子さんお気に入りの「六寸皿」と料理の美しさが際立つ「寒川義雄さんの白磁」を紹介。
料理家 冷水希三子さん
料理家 冷水希三子さん
奈良県出身。レストラン等で経験を積み、大阪でフードコーディネーターとしての活動を開始。素材を生かした季節感あふれる料理に加え、器などのスタイリング提案にも定評がある。連載、著書も多数。
冷水希三子さんの「使える器」
ものとして力のある器が好き。新しい作家さんは直感で。
使える六寸皿は何枚でも。「重ねて見せる」収納も
六寸皿(φ18.5㎝)コレクション。小野哲平さん、山田洋次さん、荒川真吾さんなど作家はさまざまだが、不思議と親和性がある。
友人に依頼し作ってもらった棚が20年以上活躍する。棚板のみのシンプルな造りで、手前・奥の別なく取り出しやすいそう。
1.余白が料理を引き立たせる寒川義雄さんの白磁
広島を拠点に作陶する寒川義雄さんの磁器も、冷水さんのヘビーローテーションアイテムのひとつ(φ18 ×H5㎝)。「無釉薬なので盛りつけの前に水にさらすと匂いがしみ込みにくいです」とのアドバイスも。上品な盛りつけで、余白の美しさを楽しみたい。
2.シンプル、丈夫、美しい。中本純也さんの頼れる器
出会いは大阪の器屋さんに勤めていた20年前というから、かなり長いお付き合い。冷水さんの定番中の定番で、器のほかピッチャーやボウルなどもそろう。「教室でも大活躍。長く使っていても飽きがこず、日常の料理に寄り添ってくれます」。中鉢(φ16×H7㎝)
撮影/邑口京一郎 取材・原文/佐々木ケイ ※文中のφは直径、Hは高さです ※エクラ2021年12月号掲載