器と切っても切れない関係にある料理を生業にしている料理家たちは、どんな器を使っているのか。今回は、ワタナベマキさん、小堀紀代美さん、真藤舞衣子さんに「とっておきの一枚」を教えてもらった。
料理家 ワタナベマキさんのとっておきの一枚
岡山県で作陶されている人気作家、伊藤環さんの皿は個展で出会いました。マットな質感で絶妙な色合いのオーバル形、28㎝くらいある大皿です。ちょっとした前菜や、どさっと盛るパスタなど、とにかく日々の食卓で大活躍。これに盛るとどんな料理もおいしそうに見え、食卓がかっこよくきまる、不思議なお皿だなと思います。
料理家 小堀紀代美さんのとっておきの一枚
少し大人になったせいか(笑)、最近は白い器を好むように。こちらは韓国の作家、キムサンインさんの花弁皿です。白磁ですが少しぽってりとして厚みがあり、優しい印象で日常にも使いやすい。フルーツや唐揚げ、サラダなどをたっぷりと。副菜を余白を残して盛ってと盛りつけ方によって雰囲気が変わり、合わせやすいのも魅力です。
料理家 真藤舞衣子さんのとっておきの一枚
銀座和光の個展で購入した赤木明登さんのφ21㎝の漆器皿。落ち着いた黒い漆の色合いは料理がとても映え、スープ、パスタ、カレー、写真のビビンバと盛るものを選ばず重宝しています。軽くて扱いやすいため、ついつい手にとってしまい、気づけば毎日のように使っています。今から大切に使い、育てていきたいなと思っています。