美術館の楽しみ方は展覧会だけではない。作家・ドイツ文学者の中野京子さんが教えてくれたのは、風情あるレンガ造りが特徴的な「三菱一号館美術館」とそのカフェ。クラシックな雰囲気でカフェ自体のファンも多い。
展覧会後に立ち寄れる、素敵なカフェ空間
「三菱一号館美術館」(東京)
1894年竣工の洋風事務所建築を復元して開館した『三菱一号館美術館』。中野さんは独特な企画が多い展覧会とともに、カフェがお気に入りだそう。
「クラシックな雰囲気で、天井が高いのも気持ちいいですね」
かつての銀行営業室を復元した空間は照明や調度品などのインテリアも美しい。
「東京駅で友人と待ち合わせて、ランチしておしゃべり。展覧会を見たあとにこちらでお茶をしてまたおしゃべり(笑)。これが定番です」
美術館チケットがなくても入店でき、カフェ自体のファンも多い。
「美術館から出なくても素敵なカフェがあるのはいいですよね」
オリジナルグッズ、輸入雑貨が充実したミュージアムショップ「Store 1894」も楽しく、エクラ世代には最高の遊び場。
2層吹き抜けの空間は、三菱合資会社の銀行部が入っていた場所。柱や天井などは当時の資料に基づき、復元している。
「Café 1894自家製 クラシックアップルパイ」¥930。サクサクのクランブルの食感も加わって楽しい。バニラアイスクリームを添えて。
ランチの定番ワンプレート、「Café 1894 ガーデンプレート」¥1,750。アメリケーヌのグラタンや2種のサンドイッチ、サラダなどに、ミニスコーンとラズベリーのソースのひと口デザートまで。季節のハーブティーつき。
洋館のたたずまいを残した展示室は、19世紀後半から20世紀前半の近代美術を見るのに最適。展覧会は年3回ほど。
レンガ造りの建物は、三菱が1894年に建設した「三菱一号館」(ジョサイア・コンドル設計)を復元したもの。カフェの入口は馬場先通りの東角で美術館とは別。11時からのランチ(平日)と、夜のみ予約ができる。夜はワインとコース料理も楽しめる。
INFORMATION
【三菱一号館美術館】
10:00~18:00(祝日を除く金曜と第2水曜、展覧会会期中の最終週平日は~21:00)
㊡月曜(祝休日、展覧会会期中の最終週は開館)、年末年始
観覧料/展覧会により異なる(ミュージアムショップStore 1894とCafé 1894の利用は入館料不要)
東京都千代田区丸の内2の6の2
☎050・5541・8600(ハローダイヤル)
【Store 1894】 10:00~18:00(金曜ほか~21:00)
営業時間、休みは美術館に準ずる
☎03・3212・7155
【Café 1894】 11:00~23:00(ランチ ~14:00、カフェ ~17: 00、ディナー ~23:00)不定休
☎03・3212・7156