マディソンブルー ディレクターの中山まりこさんは、食器選びにも抜群のセンスを発揮。愛用のテーブルウェアを見せていただいた。おしゃれな人が選ぶ洋食器は必見。
撮影/YOSHIYUKI NAGATOMO
遊び心のある大胆な絵柄を楽しむ
少しずつ違うものを組み合わせる楽しみも
手がけるブランドはもちろん、ご自身のまとうファッションから自宅インテリアにいたるまで、抜群の審美眼、センスを発揮する中山さん。選ぶ器にもただならぬこだわりが。
「和食器と違い、洋食器は形のバリエーションが少ないぶん、絵柄で遊びを取り入れています。プレート全体に絵が描かれていたり、食べ終わると絵が現れるようなものが好きですね。旅先やアンティークショップで購入したり、インスタで見つけた古い器にひと目惚れをし、現地の知人に頼んで手に入れたことも。古いものも現代のものも、手に入れたらふだんからどんどん使います。古いものは重さも心地よく、使っていて気持ちがいいですね。おもてなしのときはあえてひとりずつ違うグラスやカトラリーでお出しすることも。プレートも一枚ずつ違う絵のものを選んだり、少しずつ違うものが並んでいるのが好き。そのほうが食卓も楽しくなる気がします」
センスを発揮し、合わせの妙を楽しむ。大人ならではの粋な遊び心だ
何度も旅をしたモロッコで出会った器たち。無地の器はタムグルートで、柄の器はフェズで購入。日本に持ち帰り、食卓に並べてみたらすごいパワーを感じたそう。トワルドジュイのランナーは目黒の『マ・ムール』で購入
フランス、オー・バン・マリーのアンティークのプレート。躍動感あふれる魚が大胆に描かれ、一枚ずつ絵が異なる珍しいもの。真鍮と銀のコンビのサーバーはピュイフォルカのアンティーク
ディオールのプレートも一枚ずつ絵が異なり、並べるだけでも楽しい。
バカラとサンルイのアンティークグラス。シャンパンをエレガントに飲みたいと、背が低く飲みやすいゴブレットを収集
「意外に小さくてびっくりした」というラギオールのパリ・シテ島のお店。そこで出会ったデッドストックのカトラリーは、柄に木肌の美しい柘植(つげ)の木があしらわれている
ひと目惚れをしたディオールのプレート。「毎シーズン、コレクションのテーマに合わせてデザインされた器がとても素敵なんです」。トマトのコンポートを盛ったグラスは、バカラのアンティーク。カトラリーはアスティエ ド ヴィラット