フラワースタイリストの増田由希子さんが、リビングのインテリアとなじむ色合いの花とアレンジのコツを教えてくれた。「飾るときは置く場所の眺めを意識して、なじみよい花を選ぶといいです」。
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【Side table】茶系の花々とうぶ毛に覆われた葉でサイドテーブルにウォーム感を
ピンクブラウンの濃淡が、花顔をいっそうドラマティックに映すマムが主役。片側に寄せたマムの隣にオレンジブラウンの花穂がつくアマランサスを並べ、その後ろにしっとりと白銀色に輝くダスティミラーを挿し込む。同系色、同種をまとめると洗練された印象に。
花リスト マム クラシックココア、アマランサス ホットビスケット、ダスティミラー
リビングのテーブルも片隅も主役を決めて見栄えよく
くつろげて会話がはずむ場は、まわりのインテリアとなじむ色合いでアレンジ。存在感のある大輪の花を主役に選ぶと、1種類でも、組み合わせる草花の数を抑えても目にとまり、空間と気持ちに華やぎをもたらしてくれる。「飾るときは360度見えるのか、背面に壁や窓があるのかなど、置く場所の眺めを意識します。なにかと慌ただしい日なので、あしらい方も時間をかけずに手がこんで見えるようにしました」
その手法は、“並べる”“束ねる”“挿す”といたってシンプル。ありのままの花姿、茎や葉の流れを生かすことで、見栄えよくボリューム感を出すのがコツ。「スムーズに飾るためには、花器選びも大切。生けやすいのは口径が10㎝、高さが20㎝程度で口がすぼんだぽってり形。素材は花の種類や色を選ばないガラス製、温かみがある白い陶器もおすすめです」
【Windowsill】窓辺には、白いダリアを7輪。射し込む光が美しさをきわだたせて
選んだダリアは、丸みを帯びて愛らしい大輪のポンポン咲き。飾る正面と左右がきれいに見えて、表情にニュアンスが出るよう中央の顔向きを少し変えてまとめる。茎はラフィアのひもで束ねて生けやすく。光を透かして優美な雰囲気が増す、ガラス製の花器へ。
花リスト ダリア
【Living room】視線が行き交うローテーブルにモダンな彩りで高揚感アップ
のびやかなユーカリは放射状に生けて広がりをもたせ、エキゾチックで重厚なプロテアを中央に挿してダイナミックなコントラストを。オーストラリア原産のグリーンと、南アフリカ原産ながらオーストラリアでも生育する花。そんな仲間合わせもおもしろい。花器はシンプルだが趣のあるマットな白い陶器を選び、圧倒的な存在感を引き立てて。
花リスト 丸葉ユーカリ、プロテア ディディ