新年を華やかに迎える!年始の花あしらい【花生師・岡本典子さんに教わる"花あしらい”】

新しい年は華やかな気持ちで迎えたい。新年を彩るのにふさわしい花材を使ったアレンジ術を人気の花生師、岡本典子さんに教えてもらった。

壁や扉にはスワッグの稲穂飾りを

壁や扉にはスワッグの稲穂飾りを

稲穂やキビなど、豊穣を祈る花材を使ったお正月飾り。和の花材を使いながらも、シルバーがかった緑色のグレビレアと合わせてスワッグに仕立てると、空間を選ばず飾ることができる。「環境にもよりますが、3日~1週間くらいはフレッシュな印象です。このままドライにしても」。結束部分に苔を巻き、赤い紐をアクセントに。ひょうたんはワイヤーでぶら下げて遊び心を演出。「ひょうたんは縁起がいいとされる奇数にして、お正月のハレの雰囲気を」。

[花材]

稲穂、キビ、ひょうたん、グレビレア、苔

ゲストがくつろぐ空間は一輪咲きの花で華やかに

ゲストがくつろぐ空間は一輪咲きの花で華やかに

「正月花の代表ともいえる白菊は、それだけだと和の印象が強すぎるので、淡い色の花や葉と合わせ、くすんだトーンにまとめると、いつもの菊のイメージとは違ったモダンなアレンジになります」。ほかにダリアやガーベラなど、一輪咲きの花をふんだんに使って華やかに。「緑が少ないとモダンになりすぎるので、カジュアルさを出すために葉はやや多めに。また、色は真緑ではなく、ユーカリのようなシルバーがかった緑色の葉を選ぶと、シックにまとまります」。

[花材]

菊、ダリア、ケイトウ、ガーベラ、アストランティア、オーニソガラム、セルリア、ユーカリ(2種)、グミ、アカシア

新年の食卓は、純白と緑ですがすがしさを演出

新年の食卓は、純白と緑ですがすがしさを演出

純白の花と、まっすぐに伸びた鮮やかな緑色の茎。華道の立花を思わせる、新年を迎えるにふさわしい凜としたアレンジ。「生けるのは実はとても簡単で、まず、ガラスの器の中に水を張ったシリンダーを仕込み、見えないようにすき間を苔で埋めます。シリンダーにネリネを挿し、挿し口に苔を詰めればネリネをまっすぐに生けることができます」。シリンダーを覆い隠すカバーでもあり、ネリネの花どめにもなっているという苔を使ったテクニック。

[花材]

ネリネ、苔

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撮影/邑口京一郎 スタイリスト/洲脇佑美 取材・原文/佐藤雅子 ※エクラ2026年1月号掲載

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