昔ながらの町並みが残る谷町6丁目に『たこりき』はある。’10年の開店当初から、たこやきとシャンパーニュを軸に展開。昼はたこやき屋、夜はワインを中心に、和洋中を織り交ぜた店主のおまかせ料理を提供。
だしの大阪、 たこやきの真骨頂
たこりき
やや小ぶりのたこやきをほおばれば、外はカリッ、中はジュワッ。馥郁(ふくいく)とした香りと深いうま味が口中を占拠する。「納得のいく最高の素材を選び、作るのは大阪のスタンダード。“普通の”たこやきです」とは店主・今吉正力さん。生地の要となるだしには『こんぶ土居』の天然真昆布や、老舗かつお節屋『久間田商店』から届く削りたてのかつお節を惜しげもなく使う。まさにだしを味わうたこやき。おともにはキメの細かい泡立ちのシャンパーニュを。「子供のころ、サイダー飲みながらたこやきを食べていた、えぇ大人が落ち着く店に」と今吉さん。陽光射し込むカウンター席で、昼下がりの愉悦を。
「たこやき」14個¥1,100。生地に塩味がついているので、そのまま味わうもよし。濃いめの昆布だしとゲランドの塩を8時間炊く自家製の昆布塩もおすすめ。シャンパーニュ「ジョセ・ミシェル」グラス¥1,250
たこやき台は1台で28個焼ける昭和の型。まん丸とした小ぶりサイズがうれしい。
「塩チーズたこやき」7個¥750。くせのないマリボーと、コクのあるグリュイエールチーズをたっぷりと削って。無性にシャンパーニュを欲する味わい
「ポテトサラダ」¥400。どろソースの酸味やスパイス感が味わいにふくらみをもたらす
カウンター7席のみの店内