迎える新年のためのあれこれを思い、街を歩くことも冬の京都の楽しみのひとつ。洗練された正月飾り、干支や福を呼ぶ小物に心が躍る。
みたて
日本の伝統や文化を大切に洗練美きわだつ正月飾り
西山隼人さん、美華さん夫婦が営む日本古来の美意識を感じる花屋。ものを本来あるべき姿でなく、別のものに見立て、新しい価値を見出す感覚を大切に、植物で表現できる新しい視点を探求。正月飾りもむだを削ぎ落とし、自然物だけで作り上げ、伝統を踏襲しつつ、新しい表情に。モダンにもプリミティブにも感じられる。正月飾りは年々アイテム数が増え、今回は約30種類も。「みたての正月」という写真集も発売されるほど人気が高く、毎年、東京や京都の「ARTS&SCIENCE」でも受注会が行われている。
鶴と亀をモチーフに、たわわに実った稲穂を使った壁飾り。甲羅は和紙に胡粉を、頭は墨を施した迎え亀、ちぎり貼りした和紙に胡粉を施し、紅をさした迎え鶴各¥8,800
冬の間、苔が傷まないように庭に松葉を敷きつめる敷松葉をイメージ。敷松葉(6寸)¥6,600
邪気をはね(羽根)のけ、厄除けと成長を願い、古くは、女の子が初めて正月を迎える際に贈られた羽子板。羽子板を思わせる台形の木箱に漆塗りのツクバネの実を納めた羽子板のしつらい¥16,500
干支藁¥16,500(敷板つき)
ミニマルな洗練された店内
Data
正月飾りは11月上旬から展示を開始。オンラインで販売される。
●京都市北区紫竹下竹殿町41
☎ 075・203・5050
12:00~17:00(火~木曜は予約制)
定休日 日・月曜
※12月上旬から年内は正月飾り準備のため休業