日常が戻り、人と会って話をしたり、ともに食事をするうれしさ、ありがたさを改めて感じた一年。おもてなしも、凝った料理やセッティングよりも、会話を楽しむという本来のスタイルに。今回は、俳優・板谷由夏さんと友人の小暮さん夫婦のおもてなしレシピをご紹介。
作って、飲んで。“泡”に合う、小さなひと皿が次々に登場!
並んでタコス作りをする徹さんと板谷さん。
ルッコラのサラダ
道の駅で手に入れた新鮮なルッコラを使ったシンプルなサラダ。お好みの野菜やフルーツを加えても。
材料
ルッコラ、オリーブオイル、塩、パルミジャーノ・レッジャーノ、レモン、ピンクペッパー、にんにくチップ…各適量
作り方
❶好きなだけの量のルッコラを洗って、水をきる。
❷オリーブオイルと塩とパルミジャーノ・レッジャーノで、ほどよく味つけをする。
❸器にふんわり盛りつけて、キュッとレモンを搾り、ピンクペッパー(ホール)とにんにくチップ(市販)をふりかける。
※ このサラダは、すべてお好みでご自由に。この日はカリフラワーなどを追加。
サラダを仕上げるひでこさん。おもてなしのときは下ごしらえをしっかりと。事前に野菜などの材料はカットし、料理ごとにまとめて冷蔵庫に入れておく
クリームチーズ入りのちびコロッケ
本日の前菜。手前から生ガキ、生ハム&洋梨、ガスパチョ、ちびコロッケ。
板谷さんも「おいしい!」と絶賛のピンチョス風コロッケ。衣にパルミジャーノを混ぜるのがポイント。
材料(約10個分)
じゃがいも…約200g
バター…20g
塩…ひとつまみ
こしょう…少々
クリームチーズ…約60g
パン粉…適量
パルミジャーノ・レッジャーノ(すりおろす)…パン粉の1/4程度の量
小麦粉…適量
溶き卵…1個分
揚げ油…適量
作り方
❶皮をむいたじゃがいもをゆでて、マッシュする。
❷①にバター、塩、こしょうを加えて混ぜる。
❸②をピンポン球くらいの大きさの球体に握り、真ん中に小さじ1くらいのクリームチーズを埋め込み、ラグビーボールのような楕円形に握る。
❹パン粉にすりおろしたパルミジャーノを混ぜておく。
❺③に小麦粉、溶き卵、④のパン粉を順番につけ、きつね色になるまで揚げる。
魚介のパエリア
小暮家の締めは、魚介のだしが凝縮した“噂のパエリア”
「今日は手に入らなかったけど、ムール貝を入れるとさらに見栄えします」とひでこさん。魚介のうま味に悶絶!
材料(3人分)
有頭の赤エビ…10尾
オリーブオイル…大さじ1
水…600㎖
くず野菜(にんじん、セロリ、玉ねぎなど)…適量
イカ(胴体)…約100g
白身魚(切り身)…約100g
*にんじん…約20g
*セロリ…約20g
*玉ねぎ…約40g
*にんにく…2片
ミニトマト…10個
いんげん…10本
トマト缶(ホール)…1/2カップ
オリーブオイル…1/4カップ
アサリ(砂抜きずみ)…1パック
塩…小さじ1/2
サフラン…10本
米…1合
レモン(くし形切り)…1個分
作り方
❶エビ7尾の頭と殻をはずし、むいた状態にする。3尾は有頭&殻つきのままとっておく。
❷鍋にオリーブオイル大さじ1を熱し、①ではずした頭と殻を炒めてから、水600㎖とくず野菜を加えて10分ほど煮る。ザルでこしてスープをとる。
❸イカを輪切りに、白身魚を食べやすい大きさに切る。*印の野菜はみじん切りにする。ミニトマトはそのまま、いんげんは長さ3㎝に切る。ホールトマトは手でグニュッとつぶす。
❹フライパンにオリーブオイル1/4カップを熱し、輪切りにしたイカを焦げ目がつくまで炒める。
❺みじん切りした*印の野菜を加え、玉ねぎに透明感が出るまでじっくり炒める。
❻つぶしたトマトを加え、水気がなくなるまで中火にかける。
❼有頭エビ、むいたエビ、アサリ、白身魚、いんげん、ミニトマト、②のスープ、塩、サフランを加えて強火にかけ、煮立ったら有頭エビとアサリを取り出しておく。
❽米は洗わずに、⑦の中にさらさらと振り入れ、強火で5分、弱火で15分、最後に30秒ほど強火にかけ、焦げ目をつける。
❾取り出してあった有頭エビとアサリを戻して、器に盛りつける。くし形切りしたレモンを添えて食卓へ。
おいしく食べ、飲みたいという“食いしん坊”なところや、人が好きってところが共通点。半世紀以上、客人をもてなしてきたご夫婦からはまだまだ学びたいことがいっぱい。一緒に作ったり習ったり、食を通じて楽しい交流が続いています。
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