おいしいものを食べつくした人が行きつくのは、鮨! 鮨をこよなく愛するフードライター・エディターの北村美香さんに、リアルに通い本当は教えたくないという“推しの一軒”を聞いた。
鮨 ラビス 大阪(すし らびす おおさか) ヤニック・アレノ (大阪・堂島)
ヤニック・アレノシェフのお鮨。わざわざ大阪まで行く価値あり
フランス料理界のスターシェフ、ヤニック・アレノ氏が鮨店を大阪にオープン。「フレンチのエスプリがコース全体にちりばめられています。ほかの鮨店では体験できないデザートの楽しみも。鮨店のみならず、フランス料理店としての選択肢のひとつにもなりそう」(北村)。夜のおまかせコースは、「エモーション」と名づけられた前菜4品と握りが14貫、デザート4皿の構成。「前菜の刺身では塩麴などの発酵調味料を使ったり、熟成させたりすることで、ワインにも合い、握りへと導きます」とアレノシェフ。地上37階の眺望やゴージャスなインテリア、ワインや日本酒のラインナップのすばらしさも加わり、ハレの日の席にもおすすめ。
鮨は、アレノシェフが信頼する鮨職人の安田至さんが握る。昔ながらの造り方を続ける福岡「庄分酢」の酢を使い、まろやかで優しい味わいの酢めしがネタを引き立てる
平目は塩と煮切りですっきりと
シマアジにはしょうがを
「アーティチョークの豆腐とスモーク川カマスの卵」。ごま豆腐にインスパイアされた豆腐の優しい味を桜のチップでスモークした卵が引き締める
「エンダイブとトレヴィスのサラダ」。洋梨やブラウンマッシュルーム、大葉、葉セロリを紫蘇オイルとともに。口の中でサラダとして完成させる
右はヤニック・アレノシェフ。パリ、モンテカルロに続く3店舗目の鮨店を開業。左は熟練の鮨職人の安田至さん
モダンな店内への扉はポーランドの湖で4000年も眠っていたオーク材を使用
お酒とワインは一流ぞろい
鮨Lover
フードライター・エディター 北村美香
世界各国を食べ歩きながらも、鮨は特別な存在。食のトレンドを伝えつつ、家庭料理の大切さも伝えている。
鮨 ラビス 大阪 ヤニック・アレノ すし らびす おおさか(大阪・堂島)
パリの本店『L’Abysse(ラビス)』はミシュラン二ツ星を獲得。大阪店では、大トロを薄切りにし、エシャロットとしょうが、白トリュフを合わせる握りなど、フレンチテイストな握りも展開。ランチ¥20,000、ディナー¥35,000。
Data
大阪府大阪市北区堂島2の4の32フォーシーズンズホテル大阪37F
☎06・6676・8591
12:00~15:00(LO14:30)、18:00~21:00(LO20:30)
定休日 水曜
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