心が浮き立つ4月。そんな気分にふさわしい華やかで清らかな白ワイン『2022 センティアム ソーヴィニヨン・ ブラン メンドシーノ』をピックアップ。魚料理だけでなく肉料理とも相性抜群!
『2022 センティアム ソーヴィニヨン・ ブラン メンドシーノ』
ワインの物語に重ねて “新しい季節”にエールを
4月を迎えると、新しい何かが待っているようで心が浮き立つ。もしかしたらこの季節、友人たちもそれぞれに思いをめぐらせているかもしれない。そんな気分に寄り添うのが『2022 センティアム ソーヴィニヨン・ブラン メンドシーノ』だ。豊かな果実味とピュアなミネラル、どこかスモーキーなニュアンスが大人っぼいカリフォルニアの白。華やかで清らかな香りに心が満たされる。
「センティアム」は’21年にキアラ・モンダヴィさんが姉弟、従弟とともに立ち上げたワイナリー。祖父は“カリフォルニアの巨星”ロバート・モンダヴィ氏、父は全米最高峰「コンティニュアム」オーナー兼醸造家のティム・モンダヴィ氏という名門の二女。たとえれば、天才の系譜を継ぐパロマ・ピカソやステラ・マッカートニーのような存在だろうか。理想とするのは「かつて祖父と父が造っていたフュメ・ブランのようなワイン」。フュメ・ブランとはロバート氏の造語で、フランス・ロワール地方の辛口白プイィ・フュメを理想としたワインのこと。その品質の高さで一世を風靡した。「センティアム」は祖父へのオマージュとして造られたが、できあがったのはさらにモダンでエレガントなワインだった。これは、彼女にとっての大きな挑戦であり、“新しい扉”でもあったのだ。
この清らかで美しいワインは、魚介類はもちろん肉料理とも好相性。ふっくらとした味わいなので、あえて“つまみなし”で友人たちとゆるゆると語り合うのもいい。自らの感覚(センティアム)を信じて、ともに未来予想図を描きながら。
アメリカ カリフォルニア州。ソーヴィニヨン・ブラン93%、セミヨン7%。澱(おり)と接触させるシュール・リー製法で9カ月間熟成。ライムなどの柑橘と洋梨やカリン、スズランや菩提樹の爽快でフローラルなアロマ。果実味と酸味が美しく調和し、洗練された味。マリネやサラダなど軽やかなひと品のほか、タイのカオマンガイ、仔牛のカツレツなど肉料理にも。ラベルのアイリスの絵はキアラさん作。
750㎖¥17,600 問WINE TO STYLE ☎03・5413・8831