【感性を磨く京都】大徳寺・芳春院の“心揺さぶる盆栽”。その見どころとは?

京都旅行では、そこでしか得られないセンスを感じられる場所へ訪れたい。大徳寺・芳春院に’21年に開園した盆栽庭園。禅の石庭と盆栽が見事に融合した庭園で、大人の感性を磨きたい。

大徳寺・芳春院の “心揺さぶる盆栽”

大徳寺の塔頭で加賀藩前田家ゆかりの「芳春院」の境内の一角に、’21年に開園した庭園。「生きる禅、哲学」を体感できるように作庭された禅寺初の盆栽庭園だ。移りゆく季節とともに禅の石庭と盆栽を見事に融合させ、凛とした美しさに心揺さぶられる。盆栽は、禅仏教の影響を受けながら「自然の中のどこにでもある仏性」の象徴としてつくり出されたものであり、植物とその背景となる自然や風景が鉢の中に映し出されたもの。園内をめぐりながら一点一点をゆっくり鑑賞し対峙する時間は、またとないひと時に。静かに真摯に「何か」を感じとれそうだ。

芳春院 盆栽庭園

中国の竜眼石や京都の鞍馬石などのさまざまな石が並ぶ参道の奥にあり、白砂と苔の築山に配された石の台に三十数点の盆栽を展示。鑑賞のポイントは、樹種、樹形、大きさをはじめ、幹の太さや幹肌、枝くばり、根張りなどさまざま。枯れて白骨化した舎利や石や鉢との組み合わせの妙など、見どころは多いが、まずは自由なまなざしをもって楽しむとよい

芳春院 盆栽庭園

Data
京都市北区紫野大徳寺町55
☎075・492・6010
10:00~16:00(16: 30閉園)
無休(不定期で休園あり)
入園料/¥1,000

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撮影/伊藤 信 取材・原文/西村晶子 ※エクラ2025年5月号掲載

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