伝統と美意識を感じるものにあふれ、“いつもとは違う”贈り物探しにぴったりな街・京都。まるで蚤の市のような『ギャラリーすもも』をご紹介。
古今東西の“暮らしの白”を深掘り
韓国喫茶『李青』の姉妹店の『寺町李青』を閉店後、『李青』から徒歩2分のところにお店をオープンした鄭玲姫(ちょん よんひ)さん。東洋、西洋の古今のものが蚤の市のように自在に置かれ、その中でひときわ目をひくのが白い器。「白は合わせるものを最大限に生かしてくれる一番美しい色。控えめに見えるけれど実に多様です」と話す鄭さんも白い器の愛好家だ。その審美眼はどうすれば磨かれるのか問うと「まわりの影響を受けないこと、自分は何が好きなのかを見極めること」。時間をかけて出会い、好みを貫き選んだものが、いつしかセンスの集積となる。
ギャラリーすもも
温かみのある乳白色の皿はフランス・モントレの1800年代のもの¥22,000。ほぼ同時期の器で、フランスに行ったときに手に入れた絵がわりの小皿はおままごとに使われていたもの。各¥6,000
同じボウルでも表情が異なる。白のボウルは韓国のアンティーク¥6,000。昭和20年代の日本のデッドストックや現代作家のものなどもそろう
職人の仕事が見てとれる、韓国の古い器。器の底の目跡に表情があり、器のゆがみにも愛嬌がある。手前のマッコリ碗¥10,000、奥の飯碗 各¥15,000〜
20年ほど前に手に入れたジノリのデミタスカップ¥3,000。白に合わせる次なる色としてブルーが選ばれている
洗練された作風の韓国の作家、キム・サンインのマットでキリッとした白の器に注目。手前の楕円皿 各¥6,600〜、奥のボウル 各¥7,000
Data
京都市上京区梶井町448の23
12:00〜16:30
定休日 日〜水曜、不定休あり