犀川のほとりにたたずむ明治末期の風情ある建物の『杉の井 穂濤』。その隣に『杉の井 穂濤 離れ』がひっそりとプレオープン!料亭文化を身近に感じられる、新しい形の“金沢の贅”を思いっきり満喫。
杉の井 穂濤(ほなみ)離れ
有名店ですが、“離れ”があることはあまり知られていません。進取の精神に富んだご主人が生んだ、未来の料亭の形を体感できます。―フードジャーナリスト 北村美香さん
犀川(さいがわ)のほとりにたたずむ明治末期の風情ある建物が『杉の井 穂濤』。『ミシュランガイド 富山・石川(金沢)2016特別版』で二ツ星に輝いた名料亭だ。今年9月、その隣に『杉の井 穂濤 離れ』がひっそりとプレオープン。木材や石など、自然の素材だけで造られた店内と椅子席がスタイリッシュな印象だ。加賀の食材で彩られた昼膳「瀬音」には九谷焼の器が惜しみなく使われ、金沢気分を盛り上げてくれる。
「靴を脱がずに、気軽に料亭を楽しんでいただきたくて」と語るのは2代目ご主人・越沢晃一郎さん。「金沢は戦火や災害を逃れた稀有(けう)な街。13軒残る料亭の1軒として、料亭文化を身近に感じられる試みを始めたかった」という。今後は、「板前のおつまみ」が楽しめる日本酒バーも計画中。ここでは、新しい形の“金沢の贅”が待っている。
石川県金沢市清川町3の11 ☎076・243・2288 11:30~13:00(最終入店) 不定休 要予約 昼膳「瀬音」 ¥5,000(税・サ込)