京都では、ここ数年、昔ながらの洋食とはひと味違う、お酒とともに楽しむ大人好みの洋食店が増えている。旬の素材を使った季節の前菜もそろい、ワインがすすむ。
洋食屋なかご
’19年、惜しまれつつ閉店した『ビストロセプト』の料理長だった松本奈火吾さんの店。『ビストロセプト』といえば、全国からグルマンが訪れる『洋食おがた』の緒方博行シェフが初代料理長を務めた店でもある。名物のハンバーグはデミグラスソースとたっぷりのマッシュポテトを添えた古巣のビジュアルを踏襲しつつ、肉々しさに加え、ふっくら感も楽しめるようにブラッシュアップ。10日間かけて作るデミグラスソースもサラリとしているのにコク深く、格別だ。
自家製オイルサーディン、パンつき¥1,800、かにクリームコロッケ・甘エビのソース1個¥1,300
食事に合う自家製塩レモンペーストを使った甘くない「国産レモンのにごりレモンサワー」¥900
「ふくどめ小牧場の幸福豚と国産牛のハンバーグ」200g ¥3,500
DATA
京都市下京区松原通御幸町西入ル石不動之町682の4もみじの小路
☎075・600・9655
11:30~12:00(最終入店)、17:30~21:00LO
定休日:月曜(不定休あり)
洋食とワイン Ao
京都のイタリア料理店『Lino』の新展開として’23年にオープン。「日本人にとって身近な存在である洋食を、厳選した食材と料理人の技でレストランの味に昇華させたい」と、オーナーの岩井永吉さん。メニューには、黒毛和牛100%のハンバーグをはじめ、洋食の定番もあれば、変化球もあり。タルタルソースに西京味噌を加えたり、クリームコロッケにジェノベーゼソースを添えたり、伊・仏・和の技法や食材を巧みに取り入れ、ワクワクさせてくれる。
2品をひと皿に盛り合わせて。「天使の海老フライ・西京味噌セミドライトマトのタルタルソース」¥2,090。ベシャメルソースにもウニをたっぷり使用。「雲丹クリームコロッケ・大葉ジェノベーゼ」1個¥1,375
マヨネーズは控えめに。ガリや燻製した鯖を使い、ワインと好相性。「生姜入りAoのポテサラ・鯖の燻製ミルフィーユ」¥1,430
ワインはイタリア産が中心
DATA
京都市中京区三条通烏丸西入御倉町73
☎075・253・6089
12:00~13:30LO、17:30~21:00LO
定休日:火曜(不定休あり)