世界中でお菓子に使われているりんご。「ふだん着のフルーツですが、調理法しだいでぐんと大人の味になります」とりんご好きの坂田阿希子さん。今回は、りんごのケーキ、グランメール風の焼きりんごの作り方を教わった。
りんごのケーキ
シンプルなケーキに、りんごのコンポートを加えた優しい味わい。卵は卵白と卵黄に分けて別立てに。メレンゲをしっかり泡立て、気泡と粉をしっかり混ぜることで、きめが細かくふんわりしっとりした口当たりに。甘さ控えめなので、おやつに朝食に。
材料(4人分)
りんご…1個
レモン汁…大さじ2〜3
グラニュー糖…60g
水…100㎖
無塩バター…90g
サワークリーム…20g
グラニュー糖…30g
卵…3個
牛乳…60㎖
きび砂糖…30g
薄力粉…120g
ベーキングパウダー…小さじ1
アーモンドスライス…適量
粉糖…適量
準備
・バターは室温にもどす。
・薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるう。
・卵は卵黄と卵白に分ける。
・型にオーブンペーパーを敷き込む。
・オーブンを170℃に予熱する。
作り方
❶ りんごは8等分にして芯をとり、皮をむく。鍋にりんごとレモン汁を入れて軽く混ぜ、グラニュー糖60g、水を加えて火にかける。水気がなくなって透明になるまで煮て、バットなどに移し、粗熱をとる。
❷ バターにサワークリームを加え混ぜ、グラニュー糖30gを加えてゴムべらですり混ぜる。泡立て器に変えてすり混ぜてから白っぽくふんわりするまで泡立てる。
❸ ②に卵黄を1個ずつ加えては混ぜ合わせる。牛乳を少しずつ加えてよく混ぜ合わせる。途中分離しそうになったらふるった粉類を少し加えてつなげるとよい。
❹ 別のボウルに卵白を入れて軽く泡立て、きび砂糖を3〜4回に分けて加えながらしっかりと角が立つまで泡立てる。
❺ ③に④の1/3量を加えて混ぜ合わせ、ふるった粉類の1/3量も加えて混ぜ合わせる。残りの④を加え、残りの粉類を加えて全体にさっくりと混ぜ合わせる。
❻ 型に⑤の生地を流し入れ、①のりんごを並べる。アーモンドスライスを散らす。
❼ オーブンで40〜45分、竹串を刺して何もついてこなくなるまで焼く。
❽ オーブンから取り出し、少し休ませたら型からはずし、粉糖をふる。切り分けて器に盛り、好みでグラニュー糖を加えた生クリームを泡立てて添える。
Memo
型は底が抜けるタイプがよい。
グランメール風の焼きりんご
フランスの下宿先のグランメール(おばあさん)が教えてくれたとっておきのレシピ。白ワイン入りの水で蒸し煮にするので、芳醇なワインの香りが部屋中に広がるお楽しみも。白ワインの香りをまとった大人の味をどうぞ。
材料(4人分)
りんご(紅玉)…4個
無塩バター…120g
きび砂糖…110g
レーズン…60g
シナモンパウダー…小さじ1〜1/2
カルバドス…30㎖
白ワインと水…適量(1:1の割合)
シナモンスティック…1〜2本
バニラアイスクリーム…適量
メープルシロップ…適量
準備
・バターを室温にもどしておく。
・オーブンは150℃に予熱する。
・アルミ箔をりんごのおしりのサイズに合わせてくしゅくしゅと棒状にして輪にする。
作り方
❶ りんごは、芯をくりぬいてから、スプーンなどで大きめの穴になるようにくりぬく。表面に数カ所、竹串で穴をあける。
❷ ボウルにバターを入れてきび砂糖を加え、よくすり混ぜる。レーズン、シナモンパウダーとカルバドスを加え、よく混ぜる。
❸ 天板にバットを置き、アルミ箔に①のりんごをのせて固定し、②の1/4量ずつをりんごの穴に詰める。バットの1/4ほどの高さまで白ワインと水を注ぎ、半分に折ったシナモンスティックを加える。
❹ ③をオーブンで40分焼く。途中、2〜3回オーブンから出し、流れ出したバターをりんごにかける。
❺ 焼きたてを器に盛り、バニラアイスクリームを添え、メープルシロップをかける。
Memo
蒸し焼きにする白ワインと水に、クローヴやりんご、オレンジの皮などを加えても。仕上げに好みでカルバドスを回しかけたり、シナモンパウダーをふってもよい。