新鮮な海や山の幸に恵まれ、総合芸術でもある料亭のもてなしや茶道も盛んな金沢。今、訪れるなら、伝統ある食文化を無理なく現代に昇華した、端正で軽やかな和食の店がいい! 鮮度の高い北陸の地魚をつかい、ワインにも合う鮨やつまみを提供する実力派鮨店『鮨一誠』へ。
鮨一誠
8年前のオープン以来、人気の絶えない実力派鮨店『鮨一誠』。’24年春、以前の店舗向かいに移転。ゲストが鮨に集中できるよう、クリーンな白木の空間に。坪庭には縁起のいいマキの木が。
店主の国沢一誠さんは東京の鮨店や金沢のフレンチでの経験を生かし、ワインにも合う鮨やつまみを提供。鮮度の高い北陸の地魚を熟成しすぎず、タイミングを見極めて仕込む。シャリは粒の大きさや粘り具合がちょうどいい能登の米と、赤酢と米酢をブレンドして。シャリ切りを眺めつつ、カウンター越しに気さくな店主との会話もはずむ。
エメラルド色の卵をのせた甘エビのにぎりは、まるで宝石のよう
コリコリした食感がクセになるバイ貝のにぎり
金沢では生でも食すタラの白子をポン酢で
スペシャリテの香箱ガニのリゾット。ブルゴーニュの醸造家、仲田晃司さんの「ルー・デュモン」
シャルドネと。つまみ5〜6種、にぎり12貫で¥15,400〜(香箱ガニの時期は¥16,500)
曽祖父も鮨職人というルーツをもつ。祖母の手料理で育った国沢さんは、にぎり用の手水入れに形見の茶碗を使っている
Data
石川県金沢市安江町13の7
☎090・6104・7757
17:00〜、19:30〜(火・木曜は18:00〜のみ)
要予約 ㊡日曜