鮨大好きファッションエディター東原妙子さんの、大人のための鮨店をご紹介。鮨店美人になれる”鮨服”も必見です。
新しい発想で楽しむつまみと、伝統的な江戸前鮨〈鮨 輝〉東京・西麻布
友人のバースデー祝いで鮨のリクエストがあり、ランチでお伺いしました。真っ白の大きな暖簾をくぐって中に入ると、奥まで続く長いヒノキのカウンターが潔くクリーンな印象。「侘び、寂び」を表現したという内装は、和紙のシックな背景が特徴的な落ち着く空間です。
今回は、豊洲市場から直送の旬の食材を使った伝統的な江戸前鮨とおつまみのおまかせコース(15,000円)をいただきました。
一品目は、『蛤の潮汁』。貝から出た優しいお出汁が、冷えた身体にじんわり染み入ります。そこから、おつまみが続々と供されていきます。
なかでも〈鮨 輝〉ならではの逸品は、『白身魚のトリュフがけ』。昆布締めにして旨味が増した白身魚に、トリュフの芳醇な香りが加わった贅沢な味わいが印象的でした。
つまみを楽しんだあとは、いよいよお待ちかねの鮨タイム。まずは、江戸前鮨の象徴的なネタである『漬けマグロ』からスタートです。絶妙な加減で完成された味わいはもちろん、つやつやの美しいルックスにも思わずうっとり。
旬の『金目鯛の炙り』も唸る美味しさ。脂が乗っていて、皮目をさっと炙ることで甘みとコクが際立っていました。そして、締めはやはり『穴子』です。甘すぎず上品なツメでいただく穴子は、ふっくらと柔らかく舌の上でとろける食感。これ、もはや飲み物でした。
〈鮨 輝〉は、お酒の種類が豊富なのも魅力。お酒好きな大将が鮨との相性を重視してチョイスしたプレミアムな日本酒や、『ケンゾーエステート』を中心に取り揃えられたワインなど、その日のおすすめを伺いながら鮨とのマリアージュを楽しみたい。また、堀りごたつ式のカウンター個室も完備されていて、そちらは子供連れもOK。入口から直接個室に入ることのできる設計なので、接待にもプライベートな会食にもと幅広いシーンに利用できそうです。
そして、この日の“鮨服”は…誕生日の主役を引き立てる、オールブラックスタイルで。お祝いの場らしい華やかなフェザージャカードのスカートを主役に、トップスは上品な透け感のシアーニットでカウンター映えも意識しました。この日は寒かったので、アウターはダウンジャケットです。
アウター MIUMIU
ニット M7days×Taeko Higashihara
スカート LAUTREAMONT×Taeko Higashihara
イヤリング Stella Hollywood
バッグ Lifestylst
靴 Paraboot
新しい発想で楽しむおつまみと、きっちり丁寧な仕事がほどこされた握りに大満足! 朗らかな大将ともおしゃべりも弾む幸せな時間でした。
鮨 輝
東京都港区西麻布3-17-20 LY西麻布 1F
TEL:03-6434-0326
Instagram
取材・文・撮影/東原妙子