家庭のごはん作りでは、味も栄養価も大切。鍋ならタンパク質に野菜を2~3種類を組み合わせれば完璧! ボリュームのある厚揚げと、とろりとした長いもの食感が、しびれるおいしさを生み出す“厚揚げの麻婆鍋”のレシピを料理家のウー・ウェンさんがご紹介。
“2〜3品の素材で作るシンプル鍋”
「家庭のごはん作りでは、味はもちろん、栄養価も大切。鍋なら、タンパク質に野菜2〜3 種類を組み合わせれば完璧ですね」(ウーさん)。食材の味ひとつひとつがきわだち、食材から出るだしの味でおいしく仕上がる。
【ウーさんの鍋THEORY1】タンパク質1種類+野菜1〜2種類が基本
鍋だけで必要な栄養をとれるよう、肉や魚介、豆腐などのタンパク質に、野菜は1〜2 種類で組み立てる。タンパク質の倍量の野菜が基本バランス!
【ウーさんの鍋THEORY2】だしは使わず素材の味を引き出す
素材の味をしっかり引き出すから、だしは不要。そのために「調味料は控えめ」がポイント。家のごはんは、「薄味」のほうがおいしく、飽きずにたくさん食べられる。
【ウーさんの鍋THEORY3】素材の切り方しだいで、10〜20分で完成!
細切りにしたり、繊維に沿って切ったり、おろしたり──すぐに火が入るように、切り方に工夫を。これが食感の違いにもなり、味や口当たりの楽しさにつながる。
厚揚げの麻婆鍋
厚揚げでボリューム感とうま味を。とろりとした長いもの食感が加わって、しびれるおいしさの大人鍋。
厚揚げ...................................................1枚
長いも...................................................150g
生しいたけ..............................................6 枚
赤とうがらし(粗挽き).............................大さじ1
しょうゆ................................................大さじ1/2
味噌......................................................大さじ1
花椒......................................................小さじ1/2
水.........................................................2カップ
ごま油...................................................大さじ1
1.厚揚げは4等分にする。生しいたけは石づきをとり、半分に切る。
2.長いもの皮をむき、すりおろす。
3.花椒はフライパンで黒くなるまで空煎りし、すり鉢などですりつぶす。
4.鍋にごま油と赤とうがらしを入れて中火にかけ、香りがたったら、味噌、しょうゆ、水を加えて煮立てる。
5.1を加え、7〜8分煮て、2を流し入れる。花椒をふる。
花椒(ホアジャオ)は使うたびに、空煎りしてからつぶすと、香りが増す。フライパンなどに花椒を入れて中火にかけ、黒っぽくなるまで空煎りし、粗熱がとれたら、すりつぶす。
料理家 ウー・ウェンさん
北京生まれ。中国の文化や暮らしの知恵を幅広く紹介。素材の持ち味を生かしたシンプルな料理が大好評。「冬は体の温まる素材を使ってお鍋にします」。