瀬戸内海のしまなみ海道沿いにある広島・瀬戸田に、3月1日『Azumi Setoda』が開業。土地に根づく文化や歴史を尊重しつつ、現代的な要素をも備えた新しい旅館のあり方は、世界的なホテリエであるエイドリアン・ゼッカ氏とともにつくり上げたもの。
『Azumi Setoda』
約140年の歴史をもつ「旧堀内邸」の伝統的な外観や意匠を生かしながら、モダンな印象の数奇屋風建築に改装された。22の客室に加えて、庭園、あずまや、ダイニングなどを備える館内は、静謐な空気が流れる邸宅に招かれているようなプライベートな雰囲気。魚介類や柑橘類をはじめとする、地元の素材や食材を用いた料理も、コースやアラカルトで用意される。かつて船での物流の要衝として栄えた瀬戸田に、活力を取り戻すプロジェクトの拠点のひとつとしても注目されそうな日本旅館だ。
檜の心地よい香りに包まれる清廉な客室には、個別に設計された坪庭やテラスが備わる
隣接する敷地には、新築の別棟として、銭湯がある宿泊施設「yubune」も同時に開業
自然素材を用いたオリジナルの家具類が、庭の景色に調和する
旧堀内邸は、製塩業や輸送業で栄えた一族が本店として、大切なゲストを迎え入れる邸宅として利用した建築物
「因島のタコと赤にし貝のごま塩」など、地元のおいしいものをふんだんに
瀬戸田は、江戸末期から明治に盛んだった製塩業や造船業、北前船の西回り航路での船着き場としてにぎわった歴史をもつ。レモンでも知られる町
広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田269
☎0845・23・7911
全22室 ¥71,500 〜
http://azumi.co/setoda