【ジル サンダーのトートバッグ】職人の手作業で作られたストラップがキュート

NEOエグゼクティブの相棒にふさわしいのは、、〝サイレントラグジュアリー〞な名品。シンプルなフォルムの「ジル サンダー」のトートバッグは、控えめながらもしっかりとした存在感を放つ。

JIL SANDER

JIL SANDER

クリーンなたたずまいにモダンな感性を携えて
29×41×13㎝、カーフレザー
’18年、春夏に誕生した「TANGLE」は、”もつれ”や”絡まり”を意味する名前のとおり、職人の手作業で編み込まれたストラップがアイコン。当初はスマートフォンケースなどのミニサイズから始まったが、パソコンも入るビッグトートが仲間入り。トスカーナ産のパルメラートレザーは、上品な光沢とキメの細かいシボに加え、オイルをたっぷり含ませた耐久性の高さも魅力。
バッグ「タングル ショッピング バッグ」¥316,800・チャーム¥60,500/ジルサンダージャパン(ジル サンダー)

エクラ世代の働く女性にとって、通勤バッグは単なる実用品ではない。自分の信頼と美意識をさりげなく映す存在だ。さまざまな社会的立場の人の目に触れるビジネスシーンにおいて、ひと目でブランドがわかる主張の強いデザインよりも、どこのものかはわからなくても、明らかに“いいもの”と感じるたたずまいのバッグは、持ち主を品格のある思慮深い人に見せてくれるだろう。

 とはいえ、上質なベーシックを知る大人には、機能一点張りの無機質なバッグはもの足りない。経験を重ねた今だからこそ、堅実さの中にほんのりしのばせた遊び心や芸術性が、働く毎日の装いを少し豊かにしてくれる。

 NEOエグゼクティブの物選びは“引き算の美学”。声高に語らないけれど、質のよさがにじみ、卓越したセンスが香る──その静かに伝わるラグジュアリーの迫力が、働く女性を最も凛として美しく見せるのだ。

●NEOエグゼスタイルとは?
ふわりと時代の風にのって、自分軸でたおやかに働く「新しい(=NEO)エグゼクティブ」のための新しいワーキングスタイル

50代のNEOエグゼクティブスタイル 一覧

撮影/赤尾昌則(whiteSTOUT) スタイリスト/古田千晶 取材・文/東原妙子
※バッグのサイズは、縦×横×マチを表します。 ※エクラ2026年5月号掲載

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