移ろいやすいこの世代の女性の体型をしっかり受けとめてくれる、同世代デザイナーのつくるパンツは私たちの思いにジャストフィット。 こだわりと工夫を凝らしたていねいなつくりのパンツを厳選! 編集部が太鼓判を押す"絶品パンツ"をぜひ試してみて。
1.大人に優しいブランドがまたひとつデビュー!(ラシュモン)
「肩の力を抜いて毎日袖を通したくなる服」をコンセプトに、今季新登場のラシュモン。ディレクター・織田奈穂子さんによる「マダムになった元パリジェンヌ」がイメージという最初のラインナップは、シンプルでも小技の効いたデザインがエクラ世代の共感を呼びそう。パンツづくりの方針は、クラシックが基本。遊びのあるディテールが、実は大人の体型を考慮した欲張りな役目も果たしている。
タックを逆向きに入れて体に添うシルエットを実現
パープルをきかせたグレンチェックとカマーベルト風のハイウエスト仕様のメンズライクなパンツは、今シーズン持っていたい一本。通常は外側に向かって入れるタックを内向きにすることで、ヒップの丸みを極力出さず体に添うシルエットが出るという。見た目以上にしっかりとしたコットンウール地も安心のはき心地。ニットをウエストインした着こなしもすっきり決まる。
2.360度全方位が美しく見えるフォルムに定評(エブール)
昨年の秋冬にコート10型からスタートしたエブールは今季、初のフルラインナップがそろう。なかでもシンプルで大人のボディラインを美しく整えてくれるという、ディテールを削ぎ落としたパンツは美しさ満点。着用したワイドパンツは、一見ボリュームがあるようでストンと落ちて縦ラインを強調してくれるデザインと、ほんのりオフがかった白に上品さがきわだつ。ジャストウエストタイプなので、選ぶときは腰のサイズに合わせるのがおすすめ。
下半身の悩みを包み込む一枚仕立てのワイドパンツ
ウールのダブルクロス特有のふっくらとした肌ざわりと適度な重みが、ワイドパンツの命ともいえる理想の落ち感を生む。わきにあえてはぎ目をつくらず、ダーツだけでシルエットをすっきり仕上げる職人技にも脱帽。トップスもフォルムで見せるプルオーバーを合わせてシンプルに着こなして。オフホワイトとマスタードのこなれた配色が冬の街に映える。
3.メンズテイストを女性が納得する美シルエットに(エーケー ワン バイ エッフェ ビームス)
3年目を迎えて読者にも大人気、モデルの亜希さんがプロデュースするブランド。得意とするのはオーセンティックなメンズのディテールを女性らしいパターンに落とし込むこと。女性の体型を熟知し、それを魅力に変えたというパンツは、着るほどに体になじんで愛着が増すと評判。新作はセンタープレスやダブルすそを取り入れたきれいめな仕上がりながら、どこかに軽さがあるのが亜希さんらしい。
オン・オフ両方に使えるきれいめツイード
ゆとりのある太ももからすそへ向けて細く絞った九分丈。脚をきれいに見せるセンタープレス入りのダブルすそが、いつものタートルニットをクラスアップ。
4.大人カジュアルの真骨頂をこだわりの素材とシルエットで(マディソンブルー)
デビュー4年目を迎え、大人カジュアルを代表するブランドに成長。ひとつひとつのアイテムにデザイナー・中山まりこさんのストイックな思いとクオリティが反映され、絶大なる支持を集めている。大人がかっこよくいるために必要な「カジュアルこそ質のよいものを」とのポリシーを集約するパンツに、写真のハイウエストのテーパード型が仲間入り。バリエーションが増えて、ますます目が離せない。
おなかまわりをカバーするすっきりシャープな八分丈
ウールを高密度に織ったダブルフェイスは、表と裏の表情が異なりなめらかさとコシが両立。おなかをハイウエストでしっかりカバーした、もたつきのないすっきりとしたテーパードシルエットが楽しめるくるぶし丈。キャメルのほか、ブラックもかっこいい。
5.ほどよくモードが香るフェミニンパンツならここ(シクラス)
前身の『The SECRETCLOSET』から数えてデビュー10周年。常に素材にこだわり、大人の体型を考慮したパンツに"もうここのパンツしかはけない"というリピーターも多数。デザイナー・小野瀬慶子さんの提案する「今の時代にふさわしい、しなやかなフェミニティ」を体現するパンツは、どれも凛としながらその女性らしい柔らかなたたずまいにハッとさせられる。脱カジュアルを目ざす人に。
ゆるモードなシルエットで下半身をおしゃれにカバー
適度なゆとりのテーパードシルエットが、下半身の悩みをなかったかのようにすっきり整えるタックパンツ。張り感とドライタッチ、2つの表情をもつ二重織りを贅沢に使用。上品なピンクベージュは、ダークカラーが増える秋冬に抜け感を出す。