タイのビーチを楽しむ、ラグジュアリーな隠れ家リゾート5選

寒い日本を離れ、この冬はアジアンリゾートで休日を過ごしたい。そんな方にお薦めなのはタイの島々。いま北東モンスーンの季節にあたるタイは、蒸し暑くなくとても心地よい。でも、プーケット、サムイ、クラビなどの有名なリゾートエリアは、あまりにたくさんのホテルがあるので、どこを選べば良いのか迷いそう。そこで、ビーチの美しさやスパのメニュー、レストランの料理など全てがエクラ世代のニーズをクリアしているラグジュアリーなホテルをチョイスしてみました。メジャーなリゾートとは思えない隠れ家的なブライベート空間が、最高の休日を、約束してくれます。

タイのビーチリゾートとしては、プーケット、サムイ、クラビなどがお薦めですが、それぞれ個性的。アンダマン海に面するプーケットは弧を描く白砂のビーチが多く、クラビはライムストーンのそそり立つ崖とビーチのコントラストが面白い。タイ湾に面したサムイは、島中に点在する小さなビーチが魅力的。

ザ トンサイ ベイ(The Tongsai Bay)

メインビーチのチャウエンエリアには2Kmのビーチストリートにレストラン、バー、土産物屋が軒を連ねます。どのエリアも途方も無い数のホテルのチョイスには頭を悩ましますが、ここでは日本人が泊まって心地よく過ごせスーパー ラグジュアリー5軒を厳選しました。

写真 : ザ トンサイベイ アコーン ヴィラ(サムイ島)

サムイ島北部の小さな入り江に位置し、200mのプライベートビーチを備えたトンサイベイは、自然の傾斜を利用した完璧な隠れ家ホテル。高級なチーク材をふんだんに使った、木造コテージなど全83部屋が、海を見下ろす丘に点在している。コテージは12のカテゴリーからなり、それぞれ広いテラスと、テラスの上にオープンエアーのバスタブを備えているのが他のホテルにはない魅力。日本を愛してやまないオーナーの繊細な心配りと、優しいスタッフのお陰で、清潔で居心地のいい空間がつくられている。サムイでは老舗といえるリゾートで、客層もレベルが高く、リピーターも多い。プールに面した3F建てのビーチフロント スィート(スタンダードクラス)でも、充分にリゾートライフをエンジョイできる。

他の部屋から見えない巧みな設計で、テラスに設置されたバスタブ。リクエストに応じて、フラワーバスの用意もされる。露天風呂の気分で、トンサイ湾の夕暮れを眺めるのは、最高のリラックス。
トンサイベイには3つのレストランがあり、朝食はトンサイ湾を見渡せるシェフ チョッム レストランで。王室のシェフだったピエンチョムさんに因んだ名前。クィティオ(タイの米麺)から巻き寿司まで揃っている。特に目の前でカットしてくれるフルーツメニューは人気。
トンサイ湾は遠浅ではなく、遊泳には向かないので、3つもプールが作られた。ビーチレベルにある自然石を多用したひょうたん形のメインプールは、海の入り江のような感覚が楽しめる。三日月型のハーフムーンプールは、高台に位置し、トンサイ湾の眺めが素晴らしい。
メインプールから小さな橋を渡り、丘へ通じる小径を登ると木立の中にプラナ スパがある。施術はそれぞれ独立したヴィラで受けられるという贅沢さ。お勧めはプラナ タイ マッサージ、60分(約6000円)アロマオイル マッサージ60分(約7000円)など、5星ホテルにしてはリーズナブル。
週に一度、総支配人主催のウェルカムパーティーがハーフムーンプールで開かれる。上質のシャンパンやカナッペが並び、なかなかの賑わい。このホテルは、客層もおしゃれで、欧米人と日本人が多く、リピーター率も高い。英語が苦手でも日本人スタッフがヘルプしてくれる。
The Tongsai Bay
84 Moo 5, Bophut, Ko Samui, Suratthani 84320
http://www.tongsaibay.co.th/
全83室 \23,023~Samui International Airportより3.9km
(料金は最安値の一例です)

バンヤンツリー コ サムイ(Banyan Tree Koh Samui)

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サムイ島の空港から車で南へ30分。ラマイビーチから伸びる岬の裏手の小さな入り江(トン クロック湾)にバンヤンツリー サムイは位置している。小高い山に囲まれ、本当に隠れ家っぽいところに、全棟プール付のヴィラが点在している。急斜面を、電動バギーが音もなく送迎してくれる。早朝、ヴィラからはタイ湾に昇る太陽が一望でき、荘厳な気分に包まれる。このホテルは、スパが絶対のお薦め!ザ レイン フォーレストは、サムイ島初のハイドロセラピースパとして注目され、伝統的なタイハーブやスパイスのセラピーメニューが揃っている。

ビーチは小さめでも、左手に巨岩が連なり変化に富んだ眺め。ビーチレストランでは、アペリティフやランチを楽しめる。ビーチにはガゼボが設置され、パラソルとチェアーも充分用意されている。各ヴィラのプールも大きいので、午後は部屋に戻るゲストが多いとのこと。
タイ料理のサフロン レストランはトン クロック湾からラマイ ビーチまで見下ろす眺望がすばらしい。バンコック ラッタナコシンの豪商の館を彷彿とさせる内装。創作料理から定番のトムヤム クンまでメニューは多彩。パリッとしたライスクラッカーは、シンガピールのツマミにぴったり。
タイのスパで人気のハーバルボールを最初に取り入れたのはバンヤン ツリーだと言われるくらい、このホテルのスパは注目されている。サムイ島唯一のハイドロセラピーやバイタリティー プールの設備は最高!スパマネージャーの推奨はRejuvenation Package(若返りパック)約2.3万~、Raingorest Indulgence(わがままパック)2.5万~。
山の斜面に点在するプールヴィラは全88室。スタンダードクラスのDXプールヴィラでも敷地は120㎡以上で、プライベート プールは4m×8m。山の上ほどヴィラのカテゴリーと料金は上がり、ロイヤル バンヤン オーシャン プールヴィラは、新婚カップルにも人気。ジャクージに浸かりながら、暮れなずむリゾートのパノラマを独占できる。
プライベートヴィラの寝室は天井高6mもあってゆったり。ベッドも体がふかふかのホールド感で、ひと晩で疲れが取れそう。ヴィラはココナッツ林に囲まれ、プールサイドのガゼボで読書やお昼寝をするには最高のシチュエーション。ラマイビーチの喧噪からは遠く、聞こえるのはヤシの葉音と鳥の囀りだけ。
Banyan Tree Samui
99/9 Moo 4, Maret, Lamai Beach, Koh Samui, Surat Thani 84310
http://www.banyantree.com/en/ap-thailand-koh-samui
全88室 \55,389~Samui International Airportより8km
(料金は最安値の一例です)

ザ サロジン (The Sarojin)

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近年プーケットの混雑を嫌う欧米人の間で人気が高まっているのが、カオラック。プーケット国際空港から車で北へ80分と、そう遠くない。なかでもサロジンは数々のアワード受賞歴がある名門の5星ホテル。施設、サービス、ロケーションともレベルが高く、ご機嫌でステイできそう。ホテルの周囲は白砂のビーチとココナッツ林ばかりの、のどかな田舎なので、施設内のレストランやスパは、特に充実させている。秘境カオソック国立公園などを訪れるアクティビティーも楽しい。

三基のガゼボと大きなジャクージが特徴的なプール。部屋数58のブティックリゾートなので、早朝のプールはゲストもまばら。プールを2~3ラップした後ジャクージでリラックスするのも格別。冷たい水やフルーツのサービスも嬉しい。
フィカス レストランの朝食はブッフェとアラカルトのどちらも選べる。ホームメードブレッドは、ヨーロッパのゲストにも人気。フィカスとは、高さ30mにもなるイチジクの高木。日本では、観葉植物のベンジャミンとして知られている。
夜の帳が降りるころ、ココヤシのライトアップが美しいビーチバー。プロのカメラマンは、景色と建物が一番美しく写るこの時間帯を、マジックアワーと呼び、忙しくシャッターを切る。もちろんスマホでも同じなので、お試しを。
エクラ5選にぴったりの、サロジンのタオル アート5選。3星クラスのホテルでは、白鳥などはよくあるが、サロジンのこれは出色。ハウスキーパーいわく、象、ウサギ、ブタ、水牛、そしてサル。いくつ分かりますか?
タイの新設のリゾートは建設コストのためか、コンクリートの高層階がほとんど。12000坪の敷地を、低層階で纏めたサロジンの建築はカオラック エリアでも珍しい。ライトアップされたスレストランの蓮池に映る姿が印象的。ディナータイムは、微かな潮風が心地良い。
The Sarojin
60 Moo 2 Kukkak, Takuapa, Takua Pa, 82190
https://www.sarojin.com/ja/
全56室 \44,248~Phuket International Airportより70km
(料金は最安値の一例です)

コモ ポイント ヤム プーケット(Como Point Yam Phuket)

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プーケット島中部、3方を海に囲まれ、遠くパンガの島々まで臨める未開発のヤム岬に、コモ ポイント ヤム プーケットは建てられた。オープンは2013年。建築家はイタリア人女性 ナヴォーネさん。過去と現在と未来をミックスした時空を超えるアートで知られ.た巨匠だ。ロビーやコリドーなどパブリック スペースに、この人独特のデザインが光っている。ホテルは岬の上なので、ブライベートビーチはないが、大きなインフィニティープールと、近くの島には専用ビーチがあって、ボートで送迎してくれる。

なだらかな階段を上ると目に飛び込んでくるのは動物のオブジェのような長椅子、そして奥に拡がる静かなラグーンと、遠くのヤム村の明かり。レセプションへ通じる廊下には、アンティックな台の上に仏教的オブジェの数々。ゲストの誰もが驚かされる、ナヴォーネ デザインの興味深い仕掛けだ。
インフィニティープールは長さ約100mもあり、プーケットでもトップクラスのサイズ。隣接する レストランのバーで、好みのドリンクを注文し、デッキチェアーで存分に脚を伸ばして、ハッピーアワーを楽しみたい。アンダマン海に落ちる夕日は素晴らしいが、ピンクから青紫へ変化する残照は、さらに印象的だ。
ダイニングは2つ、イタリアンのラ シレナ とナムヤー タイ レストラン。朝食はラ シレナのアラカルトメニューがいい。ブッフェの他に、ホッケン ヌードルやココナッツ ワッフルなど6種類のオーダーができる。写真はランチメニューのピッツァ・ マルガリータ。
コモのウェルネス スパは珍しい絶景スパ。マッサージルームの青とアンダマン海の紺碧のコントラストに目を奪われる。ファイシャル、ボディーケア、マッサージ など、技術レベルも高い。ヨガは個人指導も用意されて、インドアー、アウトドアーと、お好みの場所でレッスンが受けられる。
ロングテールボート(スクリューのシャフトが長い木造船)で20分のラン ヤイ島の専用ビーチへ送迎してくれる。ボートには、スタッフも4名同行するので、初めての人でも安心。ラン ヤイ島の白砂のビーチではタオルや冷水のサービスがあり、デッキチェアーも用意されている。
COMO Point Yamu, Phuket
225 Moo 7, Paklok, Talang, Phuket 83110
https://www.comohotels.com/pointyamu
全106室 \28,571~Phuket International Airportより18km
(料金は最安値の一例です)

プーレーベイ ア リッツ カールトン リザーブ(Phulay Bay、A Ritz-Carlton Reserve)

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プーレーベイ ア リッツ カールトン リザーブは、1990年代からアジアのリゾートシーンを牽引してきたタイ人建築家、レク ブンナンの代表作。ホテルのゲートをくぐると、まず驚かされるのが、池に浮かぶように建つレセプション棟で、三層屋根が美しい木造建築。タイ北部の寺院建築、ラーンナースタイルからインスパイアーされた設計だという。間口が狭く奥が広い構造で、プンナン氏の様式美に対する思い入れが伝わってくる。海の向こうには、ホン諸島などの石灰岩の奇岩がそそりたち、ドラマチックな風景が展開している。その昔、シャドーハンターと呼ばれた無国籍の水上生活者たちは、この絶壁を登って、ツバメの巣を捕獲していたといわれ、今もトラン周辺に居を構えているらしい。このブーレ―ベイは、リッツカールトンの中でもリザーブの称号を持つ特別なレベルなので、レストランにはドレスコードがあり、朝食でも男性のTシャツ姿はNG、ショートパンツと半袖シャツならOKとのこと。

ラーンナーアートが描かれた壁と、イスラム風のペンダントライトがエキゾチックなレストラン、ライレー パビリオン。月明かりに浮かぶホン諸島のシルエットも、もうひとつの壁画になっている。 お勧め料理はシーフードプラッター、新鮮なロブスターやブルーマリーンがクラビの市場から毎日直送されてくる。
朝食は、メイン ダイニング、 ジャンプーンでサーブされる。写真はサラダ2品、手前は、ウォーターメロンとフェタチーズ、奥は、カニ肉と野菜のジュレ仕立てオレンジソース。ヘルシーな朝食をチョイスしたい人には、ピッタリ。
アンダマン海を望む広大な敷地には54のヴィラが点在している。プールヴィラ シーヴューより上のカテゴリーでは、ベッドが2×4mもあり、4人くらい寝られそう。室内のドアや窓には、タイ北部の庶民の姿が艶やかに描かれ、ラーンナー文化の強い香りが漂っている。チェンマイやナーンの寺の壁画をモチーフに、ブンナン氏が甦らせたもの。また、マレー風の日除けは、タイの他のホテルでは見られない斬新な意匠。
世界的なスパ ブランドのESPAが、マネージメント。焼けた肌にはサン スーシング リチュアル(Sun Soothing Rutual)2時間コースがお勧め。まず、ピンク色の泥とヤマイモエキスのクリームで、肌に水分と栄養を補給。次にパルマローザとアラビアが原産の樹脂ミルラ(ミイラの語源/防腐作用がある)のリラックスオイルで鎮静作用のあるマッサージ。さらにヘッドマッサージや、アロマオイルのボディーマッサージも、コースに含まれている。
ホン諸島が見渡せる、インフィニティ―プール。優雅なカーブと、カーキ色の縁と、水面までの緩傾が、絶妙なバランスを作り出している。ブンナン氏のセンスが光る、稀有なデザイン。
Phulay Bay、A Ritz-Carlton Reserve
111 Moo 3 Nongthalay, Muang, Krabi 81000
http://www.ritzcarlton.com/jp/hotels/phulay-bay
全54室 \57,766~Krabi International Airportより26km
(料金は最安値の一例です)
撮影/増島 実 リライト/今井 えりか

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