【腕時計が紡ぐ物語】海を思わせる深遠な青の輝きをまとう「シャネルのJ12」

スタイリッシュ&ラグジュアリーなスポーツウォッチ――時計界で最初にこのステイタスを確立したのがシャネルのJ12だ。誕生から25年後に登場したエレガンスが香りたつようなブルーから、新しいドラマが始まる。

シャネルのJ12

漆黒のJ12が誕生したのは’00年。デザインはシャネルのアーティスティックディレクターを務めていた、故ジャック・エリュによる。彼は新たなミレニアムに向け、ジェンダーレスでスポーティなデザインを思い描いた。続いて’03年に発表された白とともに、ブラック&ホワイトのJ12が、時計界に新風を巻き起こすことに。シャネルは高級時計ではそれまでなじみの薄かった素材・セラミックの、ピュアな美しさと実用性の両面に着目。自社工房で研究・開発を行い、熟練職人による改良を重ねた結果、高級時計にふさわしい新たな色彩を実現した。

現ウォッチメイキング クリエイションスタジオ ディレクターのアルノー・シャスタンは、「J12の誕生から25年で、シャネルはセラミックをプレシャスな素材に昇華させました」と語る。J12 BLEUの特別な青は、今や創造性を存分に発揮できる素材となったセラミックを用いて、5年をかけて開発された。「私が求めていたのは、黒に近い青、あるいは青に近い黒、というべき厳粛なエレガンスを備えた青でした」とシャスタン。彼は理想とするマットなブルーセラミックに、バゲットカットの希少なブルーサファイアのきらめきを添えた。静せいつ)な美しさと華やかさが融合する時計は、卓越したクラフツマンシップの結晶。紺碧の海にのりだすヨットのように、新たな挑戦を恐れない気高い精神を体現する。

【腕時計が紡ぐ物語】海を思わせる深遠な青の画像_1

photo/Getty Images

J12の生みの親ジャック・エリュは、ヨットや車をこよなく愛していた。J12誕生時の資料を紐解くと、ヨットにインスパイアされたことがわかる写真や、自身が描いたドローイングが残されている。彼にとってJ12は、自分が身につけたいと思う理想の時計だった

「21世紀のアイコンウォッチ」が海を思わせる深遠な青の輝きをまとう

「21世紀のアイコンウォッチ」が 海を思わせる深遠な青の輝きをまとう

このモデルは外観の美しさに加え、スイス公認クロノメーター検査協会に認定された高い精度を備えている。搭載された「キャリバー 12.2」は小型ムーブメントでありながら、パワーリザーブ約50時間という機能を誇る。時計[J12 BLEU キャリバー 12.2](33㎜/高耐性マットブルー セラミック、SS〈ブラックコーティング〉、ブルーサファイア、自動巻き/数量限定発売)¥3,971,000/シャネル

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photography:Masanori Akao(whiteSTOUT) styling:Yukari Komaki text:Hiroko Naruse ※略号は次のとおり。SS=ステンレススチール。 ※エクラ2025年6月号掲載

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