“軽やかリッチ”なスタイルをつくる名小物といえば、スカーフ。「スカーフの魔術師」こと戸野塚かおるさんが、今トライしたいフレッシュな巻き方を伝授。10年前から巻き方が進化していなかった人も、瞬時に“今どき見え”をかなえよう。
華やかな柄は小さく効かせて。ひとねじりすればさらに表情豊かに
出る柄の部分を変えれば、見え方もがらりと変わる。
スカーフ¥80,300・ピアス¥93,500・リング¥59,400・バッグ¥660,000/ルイ・ヴィトン クライアントサービス ニット¥38,500/ザ ショップ スローン 神戸(スローン)
「カレ90・ストラップ&トランク」90×90㎝、シルク100%。シグネチャー・モチーフで彩られた4つの歴代キャンバスのトランクに、レザーストラップやパドロックを重ねたデザイン
Process
1.端を2カ所、写真のように1回ずつ折る
2.次に、幅が8cmほどの細長い形になるよう内側に折り込む
3.2を後ろへぐるりと一周させ、端を前に持ってきて1回クロス
4.クロスした端を後ろ側に持っていき、2回結ぶ
「後ろ側にいってしまうことが多いスカーフの中心部の柄を、前面で楽しみたいときにおすすめ」と戸野塚さん。前で1回交差してひねることで、コンパクトながら華やかな立体感が出るのも新鮮。
チェーンネックレスと組み合わせるだけでクラス感アップ!
ハードな印象のレザートップスも、スカーフアレンジで柔らかさが。
スカーフ¥97,900・ピアス¥268,400・ネックレス¥600,600・バッグ¥2,541,000/エルメスジャポン(エルメス) レザートップス¥173,800/ジョゼフジャパン(ジョゼフ)
「カレ 90〈ル・ポミエ・セリエ〉」90×90㎝、シルクツイル100%。アーティスト・河原シンスケの作品をプリント。エルメス第一号店の屋上にあるリンゴの木から想像をふくらませた
Process
1.端を2カ所、写真のように1回ずつ折る。見せたい柄が見えるように、対角線に沿って折る
2.4、5回折って、幅7~8㎝の細長い形にする
3.首にかけ、ネックレスに下から片側を通し、前で交差する
4.後ろで1回結ぶ。両端はそのままでも、スカーフ下に入れても
チェーンネックレスに、細く折ったスカーフをくぐらせた巻き方は、戸野塚さんイチ押しのテクニック。ホワイト基調のスカーフにホワイトメタルチェーンは好相性で、春夏にふさわしい軽やかさも!
長さを生かすなら、後ろへ流して。バックコンシャスなあしらいが素敵
グラフィカルな柄を、シックな装いのアクセントに。後ろ姿なら、大きく使ってもさりげなさが演出できる。
スカーフ¥71,500・バッグ¥467,500/ラルフ ローレン(ラルフ ローレン) ニット¥55,000/ジョゼフジャパン(ジョゼフ) ジレ¥146,300/三喜商事(イレブンティ) ピアス¥72,600/マリア ブラック 表参道店(マリア ブラック)ベルト¥7,590/アプレドゥマン(マサコ テラニシ)バングル¥304,000・リング¥108,900/エスケーパーズ アナザーワールド(ソフィー ブハイ)
スクエアスカーフ。91.5×91.5㎝、シルクツイル素材。今シーズンの特徴である大胆なアールデコ調のモチーフ。手巻き仕上げの端は、イタリアの精巧な職人技へのこだわりを物語る
Process
1.端を2カ所、1回ずつ折る。次に、幅が8cmほどの細長い形になるよう内側に折り込む。左右差を1:3の長さにたらす。
2.短いほうをねじるような要領で、首の前で軽く1回結ぶ
3.同じ個所で、さらにもう1回結び、結び目の形を整える
4.そのまま首後ろへ結び目を回し、首前の柄の出方を整える
「スカーフを結んで両端を胸もとに平等にたらす結び方は、バブル期のOLに見えてしまう」と戸野塚さんは警告。たらすならアンバランスな長さにして、後ろに流すのがおすすめ。
鮮やか配色とアシンメトリーのアレンジで春らしいモダンな装いに昇華
片方だけ結び目をつけることで理想のアシンメトリーが実現。どこかハンサムなムード漂う着こなしも、一気に華リュクスな印象に。
スカーフ¥86,900・ピアス¥56,100・バッグ¥517,000(すべて予定価格)/セリーヌ ジャパン(セリーヌ) コート¥44,000/トゥモローランド(ボールジィ) シャツ¥119,900/三喜商事(イレブンティ)
スクエアスカーフ。 90×90㎝、シルク100%。目をひく鮮やかなレッド地に、白いリボンが何本も交差する大胆な柄。コレクション全体を彩るリボンの横断的なテーマを反映
Process
1.柄が見えるように、三角形に二つ折りにする
2.1の右から4分の1あたりで結んで、ひとつコブを作る
3.直角の部分を下にし、2の両端を肩の上あたりで結ぶ
「コート+スカーフのスタイルは、生まじめで古風な印象になりがち。そんなときは"あえてラフに、あえてアシンメトリーに"を心がけて」と戸野塚さん。左右の印象の違いがシンプルなコートを華やかに!
撮影/生田昌士(hannah) ヘア/左右田実樹 メイク/佐々木貞江 スタイリスト/戸野塚かおる モデル/松田珠希 取材・原文/大野智子 ※エクラ2026年4月号掲載
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