「ツヤ」と「線」が主役で色は脇役と心得る、ヘア&メイクアップアーティスト藤原美智子さんのメイクテクをご紹介。
「フォルムはアイライナーやリップライナーなどの「線」で補強。光はツヤ感のある下地やファンデーションが便利です。色はその主役をフォローするかたちで入れるくらいにとどめると、清潔感は消えず、印象的な表情に仕上がります」。
1.乾いた肌で老け感増長!下地で仕込むツヤこそが大人を若々しく見せるカギ
大人の美肌に最も欠かせない要素が「ツヤ」。
「下地を使っていないエクラ世代も多いようですが、肌を美しく見せるのに、下地ほど、うってつけのアイテムはありません。ポイントは『ツヤ』が出るもの。マットでくずれにくいものは、しわになったり、くずれたときのお直しが大変。顔全体用でも、部分的に使えるタイプでも大丈夫です」。
2.ひとつですべて隠しきるのは無理。コンシーラーは使い分け、思いどおりのカバー力をかなえる
コンシーラーでは、気になるシミやくすみがうまく消えないと悩む人は多いよう。「コンシーラーは使いよう。硬さや質感を"適材適所"で使い分けてこそ、思いどおりのカバー力を発揮します。目の下のくまやくすみをカバーするのはリキッドの柔らかい質感。反対にシミはそこにとどまり、明るさを加える硬めのスティックタイプが適任です」。
3.チークはご機嫌な顔色をつくる必須アイテム。ただし「なじみすぎる」と効果ゼロ
エクラ世代は、肌なじみのいい「ベージュトーン」を選びがち、と藤原さん。「チークは血色感や明るさを演出するためのもの。ベージュでは肌になじみすぎて、逆にくすみを強調してしまいます。色は少し赤みのあるピンク系。クリームはむずかしく、テクニックに自信のない大人の女性には不向きなので、しっとり仕上がる上質なパウダーがおすすめです」。
(右上)ジュ コントゥラスト440(8/24発売)¥5,800/シャネル
(左上)パウダー ブラッシュ RD400 ¥5,000/コスメデコルテ
(左下)クレ・ド・ポー ボーテ ブラッシュデュオプードル 102 ¥4,500・ケース¥2,500/資生堂インターナショナル
4.くすみがちな目もとをさらにくすませる"グラデーション"。アイカラーは2色を基本に!
年齢を重ねるにつれ、くすみがちなまぶた。それをマイナスととらえず、逆に生かす、と藤原さん。「くすみに明るい色を重ねてもくすみが目立つだけ。くすみをアイカラーがわりにして、目頭に明るい色、上まぶたのきわに影色を少量足す。2色だけで、目もとがかなり軽やかになるはず」。
5.マスカラはしなやかさで厳選!少なくなったまつ毛は"ひじき化"する可能性あり
目をパッチリ見せるだけでなく、横顔に立体感を生み出すなど、メイク効果も高いマスカラ。「ボリュームを意識するあまり、20代が使うようなマスカラを使うと、少ないまつ毛はくっついて、"ひじき"のようになってしまいます。大人が目ざしたいのは、がんばりすぎないしなやかなまつ毛。不自然なボリュームは逆に年齢を感じさせる要因になることも」。
(右)短いブラシがまつ毛一本一本をしっかりセパレート。グランディオーズ¥4,200/ランコム
(左)アルガンオイルほか3種のオイル配合で、まつ毛ケアとメイクを同時に実現。ラッシュ CC 01 ¥4,500/ヘレナ ルビンスタイン