今、ソウルの「食」はどうなっている? コースで楽しめる伝統韓食の進化系に、ワイン持ち込みOKのお肉の店。ソウルの味を大人の目線で味わえるホットスポットをご紹介。
1.巨匠が提案する伝統とモダンの最前線『韓食空間』
韓国の食文化を牽引してきた重鎮シェフ、チョ・ヒスク氏の集大成メニューを世界遺産・昌徳宮を望む最高の立地で味わえる。コースの特徴は、ごはん、汁もの、おかずの伝統的なお膳"飯床"へのこだわり。えごまやとうがらし、昆布などを天日干し後に揚げた"プガク"をスターターに、韓国の大地を感じさせる素材力と手間ひまをかけた滋味深さは群を抜く。「見た目はモダンに、調理法や味わいは韓国の伝統を大切にしています」とシェフ。自らセレクトした若手作家の白磁やカトラリーにも注目したい。
☎02・747・8104 12:00~14:00(LO)、18:00~20:00(LO)
㊡日曜、旧正月、旧盆、1月1日(不定休) 要予約
英語メニューあり
2.素材の組み合わせの妙を伝統調味料で楽しむ『ドゥレユ』
精進料理を学んだ経験をもつシェフ、トニー・ユ氏は、発酵テクニックと斬新な素材の組み合わせに定評がある。北村エリアの韓屋をリノベーションした店の一角では、なんと自家製の醤油、味噌まで熟成中。「市販の醤油では味わえない深い香りと風味を味わいのベースに」と宣言するように、コースのスターターは、利き酒ならぬ利き醤油。加えて水刺身に山椒の泡ソースを合わせたり、旬の温野菜にトリュフと黒ごまで濃厚な香りづけをしたりと、人気シェフの探究心が集結した料理を味わえる。
서울시 종로구 북촌로 65 ☎02・743・2468
11:30~14:00(LO)、17:30~20:30(LO)
㊡旧正月、旧盆 予約がベター 英語メニューあり
3.熟成韓牛とワインを狎鷗亭の大人の空間で『牛美学』
目利きのヘッドシェフが、韓牛の上級品質を保証する「1+」ランクから一頭買い。自家熟成させた肉の鉄板焼きを味わえる。ウォーターエイジングなので、ドライエイジングよりクセがなく食べやすいと評判で、なかでも「牛美学スペシャル」(360g W112,000)は、サーロイン、ヒレ、希少部位がミックスされたお得なセット。付け合わせの野菜に加えて、山クラゲのあえ物や、薄くスライスしたトマトサラダなど、サービスメニューも気がきいている。
압구정로 30길 51 2층 ☎02・518・2213 11:30~14:00(LO)、
17:30~21:00(LO) ㊡旧正月、旧盆 予約がベター
一部日本語可 英語メニューあり ワイン持ち込み無料
4. 赤にも白にも合うタッカルビのタコス風『細尾鶏』
ご存じタッカルビを炭火で香ばしく焼き、トルティーヤに巻いてタコス風にいただくスタイルが大ブレイク。連日大人気のレストランだ。鶏肉は牛乳でマリネして風味よく軟らかく、下味は塩味とコチュジャン味の2種類がある。「タッカルビ」(もも肉200g W13,000)のほか、うま味の強い「モクサル」(首肉200g W14,000)もおすすめだ。ワカモレや、エメンタールチーズとトマトの特製ディップ(W8,000)をオーダーし、付け合わせのぎょうじゃにんにくの酢漬けやにら、玉ねぎを巻くなどフリースタイルで!
☎02・792・2155 17:30~21:00(LO)、土・日曜12:00~14:30(LO)、
17:30〜21:00(LO) ㊡旧正月、旧盆 予約がベター
英語メニューあり ワイン持ち込みは1テーブル2本まで無料
5.焼酎はもう古い!? 韓豚×ワインが大人流『コギッジプ烈』
韓国で気軽な焼肉店といえば豚バラ×焼酎が定番、サイドメニューも限られたものだけ。そんなイメージを払拭したいと昨年10月にオープン。韓牛ならぬ韓豚(国産豚)に魅せられた若手主人が、一度の仕入れに2日をかけて霜降り具合を見極め選別する肉は、約2週間、1~2℃の低温で熟成したものだけを使用。炭火で焼くサムギョプサルやモクサル(首肉)は、火を通し自家製ダレがしみてしんなりしたねぎやキムチとからめれば完食必至。牛肉ならずともワインに合わせずにいられないおいしさだ。
서초대로 78길 48 2층 ☎02・586・7710 11:30~14:30、17:00~21:
30(LO)、土曜13:00~21:30(LO) ㊡日曜、旧正月、旧盆、1月1日
ワイン持ち込みは2人当たり1本、3人当たり2本まで無料