器と食をこよなく愛する各界のプロフェッショナルたち。そんな彼らが「ゲストに好評を博すこと間違いなし」と太鼓判を押す、絶品料理の作り方をご紹介。
1.春菊餃子
「野菜の香りを生かしたあっさりおつまみが好評です」 写真家 尾嶝(おさこ) 太さん
春菊とシラスだけのさっぱり餃子。春先なら、菜の花で作るのがおすすめ。シラスのかわりに桜エビ(特に生)もいい。具はたっぷり包んでください。器は島根県出雲市で作られる出西窯。
材料(4人分)
春菊 1わ(約250g)
A
釜揚げシラス 大さじ2
しょうがのみじん切り やや大きめの1片分
粗びき黒こしょう 少々
塩(できれば粗塩や岩塩) 2つまみ
ごま油 大さじ1
市販の餃子の皮(大判がおすすめ) 12枚
ラー油(食べるラー油がおすすめ) 適量
酢(黒酢がおすすめだが、好みの酢でOK) 適量
作り方
❶春菊はさっと塩ゆでにする。冷水にさらし、水気を絞り、ざく切りにしてさらに水気を絞る。
❷ボウルに①とAを入れて、菜箸などで軽く混ぜ合わせる。
❸餃子の皮に②をたっぷりのせ、ひだをとりながら包む。縁に水をつけてしっかり閉じる。
❹直径20㎝ほどのフライパンを熱し、サラダ油(材料外)をひき、餃子を円形に並べて、やや強火で焼き目をつけ、ひたひたより少なめのお湯(材料外)を張り、蓋をして中火で3〜4分焼く。蓋をとり、余分な水分を飛ばしたら、ごま油(材料外)をひと回しする。好みの焼き目になったら、フライパンの上に皿をのせてひっくり返す。黒酢とラー油のタレで食べる。
インテリア、料理、ファッションなど幅広く活躍。食べるのも作るのも大好きで現在は味噌作りにハマっている。大豆も自分で作れないかと思案中。
2.洋梨のコンポート バニラアイスクリーム添え
「デザートは前日から仕込んだフルーツの簡単コンポートで」レストランPR&コーディネーター 松本美保さん
気軽に作れるデザート。前日に作っておけば、アイスクリームを添えるだけ。南部鉄器のお皿を冷蔵庫で冷やしておくと、アイスクリームが溶けにくく、美しい仕上がりになります。
材料(2〜4人分)
洋梨 2個
白ワイン 75㎖
水250㎖
グラニュー糖 75g
レモン汁 10g
バニラビーンズ 1/2本
市販のバニラアイスクリーム適量
作り方
❶お皿を冷蔵庫で冷やしておく。
❷洋梨の皮をむく。
❸バニラビーンズはさやを縦に2等分して、種をしごきとる。
❹鍋に洋梨とバニラアイス以外の材料を入れ、中火にかけて沸騰させる。
❺火を弱め、洋梨を入れ、クッキングシートなどで落とし蓋をして、沸いたら中火で15分火を入れる。
❻火から下ろし、粗熱をとる。シロップに漬けたまま、半日ほど冷蔵庫に。
❼器に洋梨を盛り、バニラアイスクリームを添える。バニラビーンズのさやを飾る。
Memo
バニラビーンズはなくてもよい。あれば、いっそうおいしい。
レストラン、スイスワインなどのPRや、海外シェフ招聘のコーディネートなどで多忙な中、料理人修業も経験した腕を振るう。デザート作りの腕も確か。器はモダンな南部鉄器。
3.柿と焼ききのこのサラダ
「いつもの材料を使いつつ、素材の組み合わせで変化を」『うつわ楓』オーナー 島田洋子さん
柿の甘味と白ごま入りのドレッシングが、焼いて香ばしいきのこの風味を引き立てます。油絵のような作風が人気の杉尾信康作の角皿。ドレッシング入れは五十嵐智一作の片口。
材料(4人分)
しめじ 1パック
エリンギ 2本
舞茸 1パック
柿 1個
水菜 1/2わ
ドレッシング
サラダ油 大さじ1
酢 大さじ2
マヨネーズ大さじ2
白すりごま 大さじ3½(20g)
砂糖、塩各適量
作り方
❶しめじは石づきをとり、小房に分ける。エリンギは食べやすい大きさに切る。舞茸は食べやすい大きさに裂く。フライパンにサラダ油(材料外)を熱し、きのこ類を焼き色がつくまで焼く。
❷水菜は4㎝長さに切る。柿を16等分に切る。
❸ドレッシングの材料を混ぜる。
❹ボウルに①、②を混ぜ合わせる。器に盛り、ドレッシングを添える。
独自の目線で、暮らしに溶け込む器をセレクト。花岡隆 ポット展など器好き垂涎の個展を企画。長谷川奈津展12/7〜12。●うつわ楓 ☎03・3402・8110
4.かりかりメンチカツ
「ボリュームたっぷり、大皿に盛って、華やかさを食卓に」MAPinc. 代表 萩原 牧さん
かりかりっと揚がった大きなメンチカツをどーんっと大皿に盛って食卓へ。歓声が上がる瞬間です。子供から大人までが大好きな味。わが家のおもてなし定番。器は迫力のある大皿。
材料(4人分)
たね
合いびき肉 400g
玉ねぎ 1個
卵 1個
パン粉 1カップ(50g)
塩、しょうゆ、みりん、水 各適量
衣
パン粉、小麦粉 各適量
A(小麦粉1カップ、水120㎖で加減)
添え野菜
レモン 1/2個
好みの野菜(トマト、ミックスリーフなど) 各適量
作り方
❶たねを作る。玉ねぎはみじん切り。パン粉は水(材料外・100㎖)に浸し、軟らかくなったら軽く絞る。
❷ボウルにたねの材料をすべて入れてしっかり混ぜ合わせる。ゴルフボールくらいの小判形に丸め、ラップをして冷蔵庫で1時間くらい休ませる。
❸Aを混ぜ合わせ、どろっとした状態にする。
❹②のたねに衣の小麦粉、Aの順にまんべんなくつけ、最後にパン粉をまぶして軽く押さえてなじませる。
❺180℃の油でこんがり揚げて器に盛る。
❻レモンは好みの形に4等分し、野菜も一緒に盛る。
インポートファッションブランドのPR、ブランドのディレクションを経て、現在は日本の美意識に裏打ちされた「価値あるもの」を中心にブランディング、プロモーションに携わる。
5.チキンの簡単オーブン焼き
「ボリュームたっぷり、大皿に盛って、華やかさを食卓に」 MAPinc. 代表 萩原 牧さん
鶏もも肉と一緒に付け合わせの野菜もローストするお気軽メニュー。トマトも焼いて、ソースがわりに。トマトは人数分を用意してください。器は新婚当時に購入した大皿。
材料(4人分)
鶏もも肉 1〜2枚
トマト(中) 4個
季節の野菜(玉ねぎ、じゃがいも、パプリカ、ズッキーニ、かぼちゃ、なすなど) 各適量
塩、こしょう、オリーブオイル 各適量
ローズマリー(葉を摘む) 3〜4本
作り方
❶鶏もも肉は大きめに切って、塩、こしょう、ローズマリーの葉1本分、オリーブオイルで10分ほどマリネする。
❷トマトはヘタだけ切り取り、丸のまま、そのほかの野菜類は食べやすい大きさに切り、塩、こしょう、オリーブオイルをからめる。
❸天板に鶏肉を並べ、残りのローズマリーをのせる。トマトもともにのせ、200℃のオーブンで約20〜25分焼く。野菜類は鶏肉と同じタイミングで焼き上がるように、時間差で入れて一緒に焼く。
❹焼き上がったら器に盛る。トマトをソースがわりにして食べる。
インポートファッションブランドのPR、ブランドのディレクションを経て、現在は日本の美意識に裏打ちされた「価値あるもの」を中心にブランディング、プロモーションに携わる。