センスがいいと評判のあの人がつくる 「わが家のおせち」五選

器選びも盛りつけも自由なスタイルで、カジュアルに手作りおせちを楽しむ人が増加中。そんな手作りおせちで参考にしたい、料理家やスタイリストが作る、今どきのアイデア満載のおせちをご紹介。

1.料理家 植松良枝さん

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鉢、オーバル皿に盛りつけ。器しだいで、何度も新鮮に楽しめる

お正月は器使いや盛りつけをアレンジし、さまざまなスタイルでおせち料理を楽しむという植松さん。元旦に家族でいただくおせちは重箱で。来客は直径30㎝の大きな鉢に盛りつけた「おせち盛り」(上)でおもてなし。2日目以降はロングオーバル型の洋皿に盛りつけ、オードブルおせち(下)に。「ワインなど日本酒以外のお酒にも合うよう、なますを絞って香味油で炒めたり、かまぼこを揚げたりと味つけも工夫しました」。こちらのあしらいには、自宅の菜園で摘んだオリーブやローズマリーなどのハーブをチョイス。「おせちに合わせて、あしらいも洋風にするとおしゃれです」。

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植松良枝さん
季節の野菜を使った料理を提案。近著に『バスクバルレシピブック』。

2.陶芸家 中里花子さん

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唐津の実家でおせち女子会を開催! 器は骨董&作家ものをコーディネート

「元日は唐津に暮らす母の家に姉、アメリカ人のパートナー、私が集まり、みんなで手分けして作った自家製のおせちを食べるのが定番」という中里さん。円卓を囲み、お酒を酌み交わしながらワイワイと過ごすお正月は"おせち女子会" さながらのにぎやかさ。陶芸家一家らしく、器には家族の作品や骨董、親交のある作家のものを使用。パートナーが作った鯛の松皮焼き、お母さまが作った黒豆は父・中里隆さんの作品に盛りつけ、お屠蘇(とそ)は骨董の酒器に注いだ。「質感の違うお皿やあえて高低差のある器を並べて組み合わせると、非日常的な表情が出て、お正月らしくなります」。

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中里花子さん
唐津&アメリカ・メイン州にて、独創性あふれるモダンな器を発表。

3.スタイリスト城 素穂さん

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シャンパーニュといただくアペロおせちは 上等な漆器に、ひと皿盛り

「濃いめの味つけのおせちは、お酒のあてにもなる」と城さん。年末にお酒好きの友人たちを招いて開催したのは、シャンパーニュとともに楽しむ"アペロおせち" のレッスン。「お正月こそ上等な漆器を」という思いから、赤木明登さんの漆盆や輪島キリモトの地塗り漆箱をワンプレートに見立て、漆器の気楽な用い方を提案。椿、松などのあしらいの葉は巻いて袋状にしたり、切って仕切りにしたり、おせちの下に敷いたりとアレンジし、遊び心をちりばめた。料理も独自のセンスでモダンに。「伊達巻はスフレのようにホワホワに焼き上げ、田作りはクルミを炒り合わせました」。

城 素穂さん
器のスタイリスト。ベルギーのレストランでサービスを学んだ経験も。

4.DEE'S HALL 土器典美(どき よしみ)さん

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お世話になった友人家族に手作りおせちの贈り物

おせちは作るのも食べるのも大好き。年末は3日間キッチンにこもり、大量に作っては、年末のあいさつがわりに友人家族に配るのが恒例行事だという土器さん。贈り先は毎年、5軒ほど。年の暮れに届く、心のこもったおせちのギフトには友人たちも大感激。「時間がないときでも黒豆、なます、数の子、田作り、お煮しめは必ず作ります。多いときは12種類作ることも」。「お正月はキリッとした気分を味わいたいから」と、おせちは特別感のある器に1人分ずつ盛りつけるのが土器さん流。白い小皿は中里花子さんの作品、小鉢はアンティーク。折敷(おしき)は渡慶次(とけし)弘幸さんの塗り皿。

土器 典美さん
南青山で暮らしの中のアートを提案するギャラリーを経営。

5.スタイリスト 青木貴子さん

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ホストもゲストもラクちん! 鉄板おせちをワンプレートに

「おせちのおもてなしはゲストもホストも楽しめる、気軽なスタイルがいい」と青木さん。作るおせちは黒豆、田作り、伊達巻といったお正月の気分を味わえる代表的なものに絞り、それらを1人分ずつ少量盛りつけた"ワンプレートおせち" にして来客に振る舞ったところ、「気兼ねなく食べられる」と大好評。ホストもラクできるよう、作る工程も通常より簡略にした。「エビやビーフ、蛤などビジュアルにインパクトのある食材を用い、手間をかけずに豪華に見せるのもポイント(笑)。がめ煮や黒豆は大鉢でもお出しし、セルフサービスで好きなだけ楽しんでいただきました」。

青木貴子さん
女性誌を中心に活躍。自宅で振る舞うハイセンスな料理にファン多数。
eclat1月号掲載 取材・文/山田美貴

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