ここ数年、エクラ世代のつくり手の思いあふれるブランドがぐぐっと増加傾向に。私たちのリアルクローズとして今、チェックすべきブランドの中から、5つをご紹介。
1. 成熟した大人の女性のムードと秀逸なアイテムが美しく融合
CYCLAS -シクラス-
『The SECRETCLOSET』の新たなるステージとして、’16FWより世界に向けて発信されたのが『CYCLAS』。その春夏のコレクションは、どこかみずみずしく、ほのかに漂うフェミニティが魅力的。「いろいろなおしゃれを味わい、楽しんでこられた大人の女性たちの心をときめかせるような服がそろいました」と小野瀬慶子さん。媚びないのに優しく、さりげないのにどこかハッとする存在感をもつ服は、同世代の支持を多く集めている。
ウエスト位置に施されたアレンジ自在のリボンや、部分的にあしらわれたラッフルなど、立体的なデザインが大人の体をきれいに見せる。
小野瀬さんの提案する「今の時代にふさわしい、しなやかなフェミニティ」が表現されている『CYCLAS』。2シーズン目の今季も、国内外からのリテイラーから熱い注目が集まっている。
2. 何げない毎日を心地よく、美しく。女性らしいエッセンスが漂う服がそろう
BLUEBIRD BOULEVARD -ブルーバード ブルーバード-
「セットアップで提案しているこのかけ合わせは、あえてイメージの異なる素材同士。甘めに傾きすぎず、毎日のいろんなシーンで着ていただけると思います」とKIKOさん。「さまざまなドラマにあふれた大人の女性の日常シーンに寄り添い、少しでも幸せな気分になるような服づくりが目標です。例えば生地選びならば、上質さや心地よさはもちろんですが、取り扱いやすいかどうかも大切なポイント」。このコーディネートの上下はともに洗濯可能。そんなうれしいポイントが随所に宿っている。
深めにあいた背中が女性らしいデザインのトップスは、大人カジュアルにも取り入れやすいコットンリブ素材。とろんとした素材感のドレッシーなマキシ丈スカートで、意外性のあるセットアップスタイルを楽しみたい。
20代早々からデザインの仕事をしてきたKIKOさん。「私のつくる洋服が、皆さんの毎日の生活に幸せをもたらすワンエッセンスとなってくれたら」。ブランド名は"幸福の青い鳥"から名づけた。
3. 同世代ならではのカジュアルが 本当にうまい!と評判
AK+1 by EFFE BEAMS -エーケーワン バイ エッフェ ビームス-
「『AK+1』が形になって2年目。簡単にはいかず、ひとりではつくれず……。いろんな角度から見ることの必要性も実感しています。それは、どこか子育てと似ている気がして。ひとつひとつていねいにつくり上げていく過程に醍醐味を感じているのかもしれません」と亜希さん。気になる今季のラインナップ、今回は春夏のイメージをいったん捨てたのだそう。「こだわりは、大地からのパワーを感じるような色み。思わず『よしっ!』と発してしまいそうな、力のある服に仕上がりました」。
「大地の恵みを感じるブラウンの色合いが本当に素敵で、大満足!」と亜希さん。大人カジュアルの達人、亜希さんらしい、リラックス感の中にどこか洗練されたエッセンスが効いているアイテムがさらに充実。
『AK+1』とは、いつも誰かに支えられている自分自身を表して名づけた。「たくさんの意見交換が、さらによいものをつくるうえでの最大のカギなんです」と亜希さん。打ち合わせ中も、笑顔は全開!
4. 今の空気感をはらんだ進化するベーシックアイテムを提案
House_Commune -ハウス コミューン-
「エクラ世代のかたに『私ってこんなにスタイルよかったかしら?』っていっていただけるのがなによりです」と笑顔で話す下中美穂子さん。もはやブランドのアイコニックな存在となった、"ニュートラルパンツ"は、多くの女性に試着してもらい、修整を重ね、日本人の体型を美しく見せられるように仕上げた自信作。「ニュートラルパンツもですが、一見エッジが効いているようで、着てみるとなじむから不思議といってくださるお客さまも。そんなうれしい声に励まされています」。
ランダムなドット柄が優しげな雰囲気のシアーなブラウスには、今季新たに登場した落ち感のある大人顔のニュートラルパンツをさらりと。深い股上とこだわりのバックスタイルが大人のウィークポイントを見事にカバー。全方位美しい、上品なカジュアルスタイルが完成。
「昨日まで生地を見に地方の工場に行ってました」と下中さん。デザインはもちろん、マテリアルにも強いこだわりが。3月のアマゾン・ファッションウィークにも参加しランウェイで来季の発表も。
5. 無理なく女性らしさを引き出すデザインに、早くもファン多数!
ebure -エブール-
コンシャスすぎることなく、ほどよく肩の力が抜けたデザインで、デビュー前から世の多くの女性たちの注目を集めている『ebure』。本格的に始動したこの春、「さらに人生を楽しむという気持ちを掻き立てる服」「あらためて女性に生まれてよかったと思える服」を提案する。ディレクターの酒井典子さんは「さまざまなドラマを経験してきた大人の女性たちが、ようやくたどりついた"好き"という感覚。そこにフィットする服をつくりたい」と話す。私たちを穏やかに後押ししてくれる、そんな服づくりに期待が集まる。
Tシャツ感覚で取り入れたい上品なツヤ感のニットは、ほどよい張りと厚みが体のラインを拾わず、美しく着こなせる。ラップ状のサーキュラースカートは、ベルトのステッチがさりげないアクセント。図らずしてどこかノーブルな雰囲気に仕上がるのも『ebure』の魅力。
『ADORE』などのディレクターを経て、この春から『ebure』をスタートさせた酒井さん。GINZA SIXに待望の直営店もオープン。