芽吹きの春は、野菜にもこの時期特有のおいしさがある。「サラダは、野菜の持ち味を生かして下ごしらえし、シンプルに味つけするのがベスト」という、ウー・ウェンさん流の春サラダのレシピを紹介。
1.春のごちそうグリーンサラダ
野菜のうま味と香りが存分に生きた春爛漫の贅沢サラダ!
材料(2~3人分)
グリーンアスパラガス............ 4本
スナップえんどう..................100g
クレソン................................. 1束
菜の花...................................100g
鶏ささ身................................. 2本
A 粒マスタード.............大さじ1
粗塩.....................小さじ1/ 4
こしょう......................... 少々
ごま油.......................大さじ1
粗塩....................................... 少々
太白ごま油....................大さじ1/2
作り方
❶グリーンアスパラガスは根元部分の皮をピーラーでむき、包丁の腹で軽くたたきつぶし、長さ3等分に切る。フライパンに太白ごま油を入れて中火で熱し、さっと焼いて粗塩をふる。
❷スナップえんどうのすじをとり、半分に割って開く。菜の花は長さ半分に切る。クレソンは3㎝長さに切る。
❸蒸し器に鶏ささ身を並べて5分蒸して、②のスナップえんどうと菜の花を入れてさらに1分蒸す。火を止めて野菜は取り出し、鶏ささ身はそのまま10分おく。
❹鶏ささ身を割いて、Aとしっかりあえる。
❺①、③の野菜をボウルに合わせ、粗塩をふってあえる。
❻⑤のボウルに④と②のクレソンを合わせ、よくあえる。
Wu Wen’s comment
春らしい緑の野菜を組み合わせて。アスパラは焼いて味を凝縮させ、豆類と菜の花は蒸して甘味をきわだたせます。味に変化をつけ、ボリュームを出すために鶏ささ身をプラス。野菜と一緒に蒸せば手間いらず。鶏ささ身にはしっかり味をつけて、野菜は薄味に仕上げます。
料理研究家。中国の家庭料理をベースに、素材の持ち味を引き出すシンプルなレシピが人気。東京と北京でクッキングサロン(www.cookingsalon.jp)を主宰する。「『新』がつくものの多い春野菜は、特有の食感と甘味を生かし、えぐみを抜いて調理します」。
2.新玉ねぎとサワラの焼きサラダ
厚く輪切りにするから新玉ねぎの甘味がギュッと凝縮
材料(2〜3人分)
新玉ねぎ................................. 2 個
サワラ(切り身)....................2 切れ
粗塩....................................... 適量
こしょう................................. 適量
しょうゆ............................大さじ1
太白ごま油.....................大さじ1と1/2
作り方
❶サワラの切り身を半分に切り、粗塩とこしょうをふって下味をつける。
❷新玉ねぎの皮をむき、繊維を断ち切るように3〜4等分に輪切りにする。
❸フライパンに太白ごま油大さじ1/2を入れ、新玉ねぎを並べる。中火にかけてじっくり、両面をこんがりと焼き、粗塩をひとつまみふってボウルなどに取り出す。
❹③のフライパンに太白ごま油大さじ1を入れ、サワラの皮面を下にして並べ、中火にかけ、こんがりとなるまで両面を焼く。しょうゆをふってからめ、③とあえる。
Wu Wen’s comment
新玉ねぎは厚めの輪切りに。繊維を断ち切るので水分が出やすくなり、焼くことで、さらに甘味がアップ。サワラは焼いてしょうゆで香りづけ。魚はスズキなど、白身魚ならなんでもOK。魚のうま味で、新玉ねぎをさらにおいしく、たくさん食べられます。
料理研究家。中国の家庭料理をベースに、素材の持ち味を引き出すシンプルなレシピが人気。東京と北京でクッキングサロン(www.cookingsalon.jp)を主宰する。「『新』がつくものの多い春野菜は、特有の食感と甘味を生かし、えぐみを抜いて調理します」。
3.香菜と豆腐のサラダ
すぐできて、香菜好きにはたまらない一品!
材料(2~3人分)
香菜のみじん切り...... 3本分(50g)
豆腐(絹ごし).........................300g
練りごま(白).....................大さじ2
粗塩..............................小さじ1/3
作り方
❶ザルに豆腐を入れて、軽くつぶし、30分ほど水切りする。
❷ボウルに①と練りごま、粗塩を入れてよく混ぜる。香菜を加えてあえる。
Wu Wen's comment
豆腐はよく水切りすることがポイント。5分ほど蒸しても水切りできます。香菜は野菜の中でもデトックス効果がかなり高く、体にたまった毒素を体外に排出してくれます。香菜嫌いなかたはクレソンを使ってください。白あえ風で、ごはんとの相性も抜群です。
料理研究家。中国の家庭料理をベースに、素材の持ち味を引き出すシンプルなレシピが人気。東京と北京でクッキングサロン(www.cookingsalon.jp)を主宰する。「『新』がつくものの多い春野菜は、特有の食感と甘味を生かし、えぐみを抜いて調理します」。
4.焼きたけのこと蒸しそら豆のサラダ
香ばしさと、ホクホク食感の 春野菜に、塩味は漬け物でプラスする変化球!
材料(2~3人分)
ゆでたけのこ.........................250g
そら豆(正味).........................150g
半熟卵.................................... 2 個
高菜漬けの粗みじん切り.........50g
酒......................................大さじ1
太白ごま油........................大さじ1
粗塩.............................ふたつまみ
こしょう................................. 少々
作り方
❶ゆでたけのこは1㎝幅のクシ形に切る。
❷そら豆は薄皮から取り出す。
❸フライパンに太白ごま油を入れ、たけのこを並べ入れて中火でこんがりとなるまでじっくり焼く。そら豆を加えて酒をふり、蓋をして1分ほど蒸し煮にし、火を止めて高菜漬けを加えてあえる。
❹③を器に盛り、半分に切った半熟卵をのせて、粗塩、こしょうをふる。
Wu Wen’s comment
たけのこは食物繊維が多く、整腸効果抜群です。中国では油で焼いて、香り高く仕上げます。これに、そら豆と漬け物を組み合わせるのが定番です。冬に漬けて発酵が進んだ漬け物はうま味たっぷり。調味料がわりになります。発酵食品の美肌効果も期待できますね。
料理研究家。中国の家庭料理をベースに、素材の持ち味を引き出すシンプルなレシピが人気。東京と北京でクッキングサロン(www.cookingsalon.jp)を主宰する。「『新』がつくものの多い春野菜は、特有の食感と甘味を生かし、えぐみを抜いて調理します」。
5.春野菜のシンプルサラダ3種
塩/こしょう/オイルのみの味つけに、ドライフルーツ
「にんじんとドライマンゴーのサラダ」
材料(2~3人分)
にんじん.................................. 2本
ドライマンゴー........................ 30g
粗塩.............................. 小さじ1/4
粗挽きこしょう.......................少々
ごま油............................... 大さじ1
作り方
❶にんじんの皮をむき、スライサーでせん切りにし、ザルにのせる。熱湯をかけて水気をきる。
❷ドライマンゴーをせん切りにし、①と合わせて10分ほどおいてから、粗塩、こしょう、ごま油であえる。
黄金比ドレッシングの味つけに、ナッツとドライフルーツ
「キャベツと杏のサラダ」
材料(2~3人分)
キャベツ.................................250g
干し杏.......................................8個
クルミ(炒ったもの)..................20g
黄金比ドレッシング..........しょうゆ、黒酢 各大さじ1+ごま油 大さじ1/2
作り方
❶大きめの鍋にお湯を沸かす。キャベツは葉を丸ごと1枚ずつくぐらせて、水気をきる。ひと口大にザク切りにする。
❷干し杏は等分に切り、①と合わせて5分ほどおく。黄金比ドレッシングであえ、クルミを軽く砕いてさらにあえる。
パセリドレッシングで味つけ
「新じゃがのサラダ」
材料(2~3人分)
新じゃがいも.........................12個
パセリドレッシング..........1回分量
作り方
❶新じゃがいもはよく洗う。蒸し器にのせ、強火で5分ほど蒸し、弱火にして10分蒸し、火を止めてそのまま10分おく。
❷①を手で半分に割り、軽くつぶしてパセリドレッシングであえる。
パセリドレッシング
パセリのみじん切り大さじ3、粗塩小さじ1/3、こしょう少々、ごま油大さじ1を、混ぜ合わせる。
料理研究家。中国の家庭料理をベースに、素材の持ち味を引き出すシンプルなレシピが人気。東京と北京でクッキングサロン(www.cookingsalon.jp)を主宰する。「『新』がつくものの多い春野菜は、特有の食感と甘味を生かし、えぐみを抜いて調理します」。