富岡佳子とエクラの舞台裏に密着!~表紙撮影編~ 五選

昨秋からエクラのカバーモデルとして大活躍の富岡佳子さん。どんな服も着こなす完璧な容姿は周知のところ。けれども実際には理論派で、その裏側にはザ・仕事人!と評される姿が。毎号華やかなスタイリングと誰からも愛される富岡さんの笑顔で飾られるエクラの表紙。その決定的な1カットのための、富岡さんとスタッフ全員の妥協のないチームワークを密着取材。スタッフの証言と一緒に、現在発売中の8月号の表紙撮影の現場を大公開!

1.撮影前は富岡さんの私服が毎回話題に

富岡佳子とエクラの舞台裏に密着!~表紙撮の画像_1

「よろしくお願いします」と、にこやかに時間どおりにスタジオ入りした富岡さん。都内の某スタジオ、この日の集合は朝の10時。「オールブラックコーデは、私が一番好きなスタイル。春夏に向けて、今年はより軽やかに仕上げるため桜色のバッグを取り入れてみました。足もとのマルニのサンダルも、ジュートの素材感が軽やかに見せてくれます。トレンド感のあるスリッパデザインも気に入っています」(富岡さん)。

編集Uが証言!

いつもおしゃれで、クリーンな印象の富岡さんが撮影現場に私服で現れると、さーっとさわやかな風が吹いてくるよう。それはフォロワー数がものすごいインスタの"リアル版"。本物現る!とうれしくて全身を上から下までくまなくチェックしたくなります。メイク前でも十分にチャーミングな素顔、そしてどんな服も自分のものにする力などをそばで見ることができるのはこの仕事の特権で、同年代としてうれしい。いつも愉快なことをサラッといっては和ませてくれるところも好き。今日はどんなふうに一緒に取り組めるかな?と、毎月会うのがすごく楽しみなんです。

Knit:Deuxieme Classe
Skirt:ISA ARFEN
Eye Wear:OLIVER PEOPLES
Watch:Cartier
Bracelet(Left):Hirotaka
Bracelet(Right):HERMÈS
Bag:LOEWE
Shoes:MARNI

2.まずは一番重要な"どれを着る?"を決定!

富岡佳子とエクラの舞台裏に密着!~表紙撮の画像_2

まずは、表紙を飾るコーディネートを決める「服選び」から。今回の撮影は背景の色みがピンク色。柔和で華やかなその色に合わせる服は、シンプルな肩章つきの上質素材のブラウスと、旬のワイドパンツでつくるホワイト系のワントーンコーディネート。今回の撮影のためにスタイリストの佐伯さんがセレクトした洋服が、メイクルームにずらり。組み合わせによって変わる雰囲気をチェックしながら、トップスを変更、ボトムを変更……微差で変わる"女性像"について試し撮りをし、表紙になる一着を決定する。

スタイリスト 佐伯敦子さんが証言!

ベストな表紙にするための、幾度となく繰り返されるさまざまなトライアルに、いやな顔ひとつせず、労を惜しまず熱心に取り組む姿勢はすばらしいと思っています。洋服選びにしても、モデルとしての立ち位置を心得ていて、スタイリストとしての私の意見を大切にしてくれています。撮影現場では、それぞれのプロに任せる。素材となり、洋服を着こなす被写体に徹する姿勢こそ、富岡さんのモデルとしてのプロ意識だと感じています。

3. ヘア&メイクは和気あいあいと進行

衣装をチェックしながら、「鏡の前に立って、この服ならどの角度が一番きれいに見せられるか、頭の中でイメージを膨らませます。試し撮りをし、モニターで確認したときに、エクラなら上質なお洋服をさらっと軽やかにまとうイメージかなと、女性像を固めました」と富岡さん。その後は1時間ほどかけてヘア&メイクが完成したら、着替えて、いよいよ本番開始となる。

富岡佳子とエクラの舞台裏に密着!~表紙撮の画像_3

メイク 重見幸江さんが証言!

毎号、"エクラの顔"としてファッションや女性像、テーマなどをスタッフとしっかりコミュニケーションをとり撮影に臨んでいます。何度もモニターを確認して、こまやかな部分を修整している姿勢に高いプロ意識を感じています。撮影中の真剣な姿と、茶目っ気たっぷりの素顔が共存する佳子さんは、チャーミングで本当に素敵な女性です!

ヘア 左右田実樹さんが証言!

撮影の規模にかかわらず、佳子さんはいつも現場のムードメーカー。途中でヘアの修整をしなくてはならない際も、自身の集中を保ちつつ、リクエストの仕方に気遣いがあり、優しさに助けられます。納得の1カットが撮れるまで、粘って粘って、何回でもチャレンジしている。そんな妥協のない前向きな姿に、私も奮い立たされました。表紙参加は初めてでしたが、そんな私がその場に溶け込めるようにと、さりげなく気をくばってくれてもいましたね。

4.カメラの前で、いよいよ本番スタート!

富岡佳子とエクラの舞台裏に密着!~表紙撮の画像_4

スポットライトを一身に集めた富岡さんは、いきいきとしたとびきりの笑顔で、楽しげに軽やかにリズムにのってポーズを決める。一方でモニターを見る表情は真剣そのもの。「ヘアを変える?」「このポーズいいね」と、さらに細部を確認し、また撮影が始まる。「頼れるスタッフのかたとご一緒させていただくと、私の抱いているイメージや、真剣に考えて向き合っていることは、説明せずともちゃんとくみとってもらえる。だからトライするほどに磨かれて、好転。よりよいものをつくるための場で、ベストをつくさないほうがむしろむずかしいです」。そんなふうにいいきれるのは富岡さんの「まるで職人さん」とたとえられるほどのモデルとしてのプロ意識の高さゆえ。「もう一回!」というかけ声にめげることはまず、ない。そのひたむきさこそが、スタッフ誰もが富岡さんに魅了される理由。

富岡佳子とエクラの舞台裏に密着!~表紙撮の画像_5

カメラマン 浅井佳代子さんが証言!

研究熱心で、洋服をどう見せるかというポージングへの考えもしっかりともっていますね。読者とエクラをつなぐメッセンジャーとしての役割を心得て、しっかりと果たしていると思います。表紙撮影を1年近くご一緒していますが、佳子さんの表紙モデルとしてのお仕事ぶりはすばらしいです。また、回を重ねるごとに、どんどんよい関係が築けていて、現場のみんなでつくり上げることへの楽しみが増しています。それはひとえに、佳子さんの仕事への情熱と人柄。彼女の真剣さ、一生懸命さが、現場のエネルギーをより高めてくれます。もっと盛り上げたい!と思うし、カメラマンとして彼女の魅力をもっと写し出せるよう私もがんばりたい、そう思わせてくれます。

5.修整と確認を繰り返し、みんながうなずく一枚へ

スタッフ全員で写真チェック。「私はこれが一番好き」「でも、これもいいのよ」「悩ましい〜!」と思い思いに感想を伝えあう。この日も、全員でチェックしたあとに再度撮影を行うというパターンが何度も続いた。候補を絞って、ようやく8枚に。ここからさらに表情や服の見え方などを細かくチェックし、絞り込んでいく。

撮影中に立ち位置や体の向きなどを何度もチェック。スタッフ同士、イメージの共有もぬかりなく。ヘアとメイクをこまやかに直しながら、すきなくスタイリングを決めていく。ポージングのムードと合わせるため、ヘアは途中でさらなるアレンジを加えた。「エクラの表紙では、美しいとかおしゃれに見えることだけを意識しているのではなく、より等身大の私を重ねたいと思っています。ヘアやメイク、着こなしなど私に正直に響いたそのツボは、読者のかたにもストレートに響くはず。同じアラフィーとして皆さんに共感していただけたらなによりうれしいです」(富岡さん)。富岡さんのあふれる情熱が、華やかな表紙の笑顔によりいっそうの輝きをもたらしている。

富岡佳子とエクラの舞台裏に密着!~表紙撮の画像_6

編集長Sが証言!

洋服選びのときに、富岡さんが抱くその服を着ている女性のイメージが、私がもつそれと重なっていることが多いんです。「この流行ならエクラ世代も取り入れるよね」とか「エクラ世代はきっとこれしないよね」など、富岡さんは読者のリアルと流行を切り離すことがない。そして、そのとらえ方もとても的確。いざ本番が始まって私が気になることを指摘すると、「そう思ったからこうしてみたんだけど……」と自主的に多くのトライをしてくれていることに驚かされます。だからモニターを見ているときのコメントも驚くほど客観的。撮られた自分自身を見ているのに、まるでスタッフのひとりであるかのように意見するところに感心させられます。

eclat8月号掲載 撮影/緒方亜衣 ヘア/左右田実樹 メイク/重見幸江 スタイリスト/佐伯敦子 取材・文/松井陽子

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