韓国の超人気俳優チ・チャンウクさんインタビュー《後編》最近の推し作品は日本の人気アニメ⁉

今、最も脂がのっている韓国俳優のひとりチ・チャンウクさん。デビュー15周年を迎えた彼に、1年ぶりに話をうかがった。話題作を牽引(けんいん)しつづけているチ・チャンウクさんにとってファンの存在は?そして、最近の“推し”作品についても聞いてみた。

自己肯定感を上げてくれる大切なファンの存在

彼は事実、後輩たちにとって頼れる先輩だ。プライムビデオで配信中の『青春MT~Re:メンバーアゲイン~』(名物監督キム・ソンユンが自身の作品ドラマに出演した俳優たちを集めゲームをさせるバラエティ番組)では、茶目っ気ある素顔を披露。“ビジュアル爆発”の麗しさに、後輩思いの優しさあふれる人柄まで兼ね備えた姿に悶絶した新たなファンも少なくなかったはず。

「実は、それほどやりたかったプロジェクトじゃなかったんですよ。スケジュール的にもむずかしかったですし、参加する人も多いので、可能なのかな?とも思いました。でも、まんまと監督に口説かれて、もう僕が出なきゃいけない状況になっていて(笑)。なかには活動をスタートしたばかりの新人俳優も多かったので、この子たちの魅力をバラエティで知ってもらえればと、僕は長男としての責任感から参加したのに、いざ出てみたら僕のほうが気持ちが盛り上がってしまって。ほかの出演者たちとも仲よくなって遅くまでお酒を飲んで楽しく過ごしました(笑)」

チ・チャンウク

「幸せって遠くで探すと手に入れるのがむずかしい。昨日、夜中に食べたジンラーメンとキンパが本当においしくて。いつも近くの幸せをかみしめています」

後輩たちを思うように、ファン思いでも知られ、自己肯定感が落ちたときに支えになっているのがファンの存在であり、とても感謝しているという。そして最後に、最近の推し作品を聞いてみると、間髪を容れず、「韓国で旋風を巻き起こしている映画『THE FIRST SLAM DUNK』! スゴイ!劇場で見たんですが、新しい物語も入っていて音楽もよくて、胸に熱いものがこみ上げました。『チェンソーマン』にもハマっていて、米津玄師さんの『KICK BACK』というテーマ曲は、元気を出すために毎朝寝起きに聞いているんです」と興奮ぎみ。何事にも彼ならではの方法で真摯に向き合う、穏やかで頼れる俳優、そして人間、チ・チャンウクがますます人々を虜(とりこ)にし、今年も席巻(せっん)する。

チ・チャンウク

チ・チャンウク●’87年生まれ。韓国俳優。’07年ミュージカルの舞台に立ち、翌年映画で本格デビュー。’10年、瞬間最高視聴率51.4%を記録したドラマ『笑ってトンヘ』でブレイク。『ヒーラー 〜最高の恋人〜』『あやしいパートナー〜Destiny Lovers 〜』などのヒット作で知られる。チ・チャンウク ジャパン オフィシャルファンクラブ https://jichangwook.jp/

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