【韓国ドラマアワード2023】’23年の期待の若手賞! 新人、若手の注目の人材

韓流ドラマの動画配信はますます充実。今回は、エクラ韓ドラ班が’23年に注目された期待の若手賞を5人選出!

期待の若手賞

知性と品性が漂う、大注目の新人女優筆頭格! ノ・ユンソ

ノ・ユンソ
写真/アフロ

梨花女子大学を’23年に卒業した才女。デビュー作の『私たちのブルース』、’23年の『イルタ〜』など出演作はまだ3作だが、新人にして知性と品性、独特な色気を備える大器。

『イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~』

『イルタ・スキャンダル~恋は特訓コースで~』
アラフィー女優チョン・ドヨン主演のラブコメ。ドヨン扮するヒロインが女手ひとつで育てているわけありな娘をノ・ユンソが名演。ヒロインと予備校講師(チャン・ギョンホ)の恋×受験戦争×サスペンスのからみあいも絶妙。
■Netflixシリーズ「イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜」独占配信中

存在感はベテラン級⁉ドラマ3作目で主演をゲット コ・ユンジョン

コ・ユンジョン
写真/アフロ

デビューは’19年。存在感光る数作の脇役を経て’22年の『還魂』シーズン2でヒロインに抜擢され知名度急上昇。『ムービング』のヒス役は本人の素に近いキャラクターだったとか。

『ムービング』
Ⓒ2023 Disney and its related entities

『ムービング』
■ディズニープラス スターにて全話独占配信中
デビューは’19年。存在感光る数作の脇役を経て’22年の『還魂』シーズン2でヒロインに抜擢され知名度急上昇。『ムービング』のヒス役は本人の素(す)に近いキャラクターだったとか。

’23年は配信作ラッシュ!弱冠21歳のライジングスター チェ・ヒョヌク

チェ・ヒョヌク
写真/アフロ
学校暴力の主犯格から、素朴な田舎の中学生バドミントン選手、いじめと果敢に戦う純粋な少年など、さまざまな役柄を変幻自在に操る若き演技派。『D.P.』シーズン2でも熱演。
『弱いヒーローClass1』

『弱いヒーローClass1』
勉強以外は何事にも無関心でクラスでも孤立している主人公が、初めてつくった友人ふたりと執拗ないじめに立ち向かう青春アクション・ノワール。強くて優しい、主人公の友人スホ役をチェ・ヒョヌクが演じている。
■Huluプレミア「弱いヒーロー Class1」Huluで独占配信中

『 輝くウォーターメロン ~僕らをつなぐ恋うた~ 』

『輝くウォーターメロン~僕らをつなぐ恋うた~』
1995年にタイムスリップした主人公が高校時代の父とバンドを結成。ピュアでせつない青春ロマンスがみずみずしく描かれる。ろう者である父が高校時代は耳が聞こえていたというのがカギ。チェ・ヒョヌクは高校時代の父役。リョウンとのW主演。
■Leminoにて日本初独占配信中

\続々と出演作が決まっている、このふたりからも目が離せない!/

’22年にはKBS演技大賞新人演技賞も受賞 チェ・ジョンヒョプ

チェ・ジョンヒョプ
写真/アフロ

音楽番組『ミュージックバンク』の新MCにも抜擢 イ・チェミン

イ・チェミン
写真/アフロ

人気・実力ともに急上昇中なのがこのふたり。まずは、デビュー当時は2番手役が続いたチェ・ジョンヒョプ。最近は主役級に昇格し、『無人島のディーバ』ではパク・ウンビンの相手役としてさらにファンも激増。そして、アイドルばりのビジュアルも目をひくイ・チェミンは、デビューして2年の新人中の新人。かつてはソン・ジュンギなども務めてきた、人気俳優への登竜門ともいわれる音楽番組のMCを務めるなど、スター俳優への予感大。

新人、若手も次々に有望株が!注目の人材はほかにもたくさん

私たちが語ります! エクラ韓ドラ班

ライター 小田 香
『韓流ぴあ』の創刊時からブレーンライターとして携わる。取材した俳優・ドラマは数知れず。韓流ドラマの生き字引とはまさにこの人。

ライター 山崎敦子
Web éclatやSPUR.JPで韓流ドラマのレビュー連載を執筆。K-POPやKミュージカルにも沼り中。多いときは1年に4回ほど渡韓も。

編集H
『冬ソナ』からのファン。猟奇や殺人鬼などノアールなダークものが大好物。

編集K
ドラマもK-POPも韓流沼どっぷり。好きが高じて、1年間の韓国語学留学まで。

 新人や若手の実力派たちの活躍が目立った年でもありました。

小田 またもや『ムービング』ですが、コ・ユンジョンがすごくよかった。回復能力をもつ父親リュ・スンリョン(役名はジュウォン)の娘ヒス役。

 ’22年の人気作『還魂』シーズン2でも主演していましたよね。実年齢は27歳だけど、高校生役が違和感ゼロなうえにかわいいし、アクションもかっこいい。

山崎 きれいなお顔なのにサバサバした性格、体も芯も強いのに人間として優しい。そのギャップが女性にも好感度高し。

 女子では、もうひとり『イルタ・スキャンダル』の主人公の娘ヘイ役に扮したノ・ユンソが気になりました。うまい!

小田 ’22年の『私たちのブルース』が初出演作なんですよね。デビューでいきなり大役だから、かなりの実力派です。

 『私たち〜』も『イルタ〜』も優等生役。だけど、単にいい子だけでない複雑な思いも抱える奥行きもあって。若手女優の大有望株ですね。

山崎 私的No.1はチェ・ヒョヌク。『D.P.』シーズン2では4話だけの出演なのに登場シーンはゾクゾクものだったし、高校生版ノワール『弱いヒーロー Class1』では、唯一無二の癒しの存在だった。

 最新作『輝くウォーターメロン』では、主人公の父の高校生時代を演じているのだけれど、純粋でストレートな若者像をすがすがしく初々しくエモく演じていて、明日のスター性を感じます。

小田 個人的には『イルタ〜』のヘイに片想いする優等生役のイ・チェミンも。『生まれ変わってもよろしく』では謎めいた青年役、次回作『ヒエラルキー』では主演に決定。成長著しいんですよ。

山崎 もうひとり、個人的に推しているのがチェ・ジョンヒョプ。『無人島のディーバ』では、主演のパク・ウンビンの相手役。笑うと目じりが下がりきっちゃう優しげな目もとに、やられます(笑)。

 若手ではないけれど、心揺さぶられまくったのは『その恋、断固お断りします』の主軸3人! 物語といい設定キャラのぶっ飛び方といい完璧だった。今回の賞には選ばれていませんが、はずしてしまうのはあまりにも惜しい。

 私も実は今年の中で一番(笑)。期待せずに見たからか、おもしろすぎて一気見。

山崎 振りきりまくっている&濃すぎるキャラが最高。思わず引くほど濃くて胸焼けしそうなのに、見ずにはいられない!しかも、ドロドロでなく大人の胸キュンラブコメというのもいい。

 『マスクガール』もすごかった。ひとりの主人公を時を追って3人の女優が演じていくのだけど、演じている3人は見た目も印象もまったく違うのに違和感なくひとりの人生としてつながるのがスゴイ。強烈な血まみれシーンも大好物です。

小田 主人公に執着し、執拗に追う親子を演じたアン・ジェホンとヨム・ヘランもすさまじかった。『マスク〜』を実質的に盛り上げていたのもこのふたり。

 『酒飲みな都会の女たち』も見てほしい一本。主人公の3人はアラサーではあるけど、飲みまくるさまも豪快で、彼女たちが抱える日常に共感しきり。心がホッと温まるお話がちりばめられている。

山崎 相手役のシウォン(SUPER JUNIOR)とユン・シユンにもぜひ注目してほしい!

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