癒されたい、40代・50代女性に! 都心で見つけた、大人が「自分時間を過ごす」場所――ホテル ザ セレスティン 東京芝へ【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#86】

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忙しく日々を過ごしている中で「自分のために使える時間」が持てると、想像以上に心身が癒されることがあります。そんな時間を過ごすのにお誂え向きな、都心の穴場のような素敵な場所を見つけました。みなさんならこの一泊二日の滞在を、どう過ごされますか……?
ウェブエクラ編集長 シオヤ

ウェブエクラ編集長 シオヤ

50代女性のための雑誌&ウェブメディア「エクラ」のウェブ担当編集長。155cmのアラフィー。ビューティ・小柄担当多め。鈍感肌。盛ってます。
東京・芝公園駅からほど近い場所にある「ホテル ザ セレスティン東京芝」をご存知ですか? 長く東京に住むシオヤは、こちらの1階のレストランに伺ったことはあるものの、宿泊をしたことはありませんでした。時折「フリーフローが色々あるらしい」「アフタヌーンティーも人気らしい」といった噂を小耳に挟んでは、いつかゆっくり行ってみたいな~と思っておりました。「落ち着いたエリアにある、落ち着いたホテル」という印象です。

今回この「ホテル ザ セレスティン東京芝」に一泊二日で滞在する機会をいただいたのですが……実はシオヤ、俄然このホテルのファンになってしまいました。結論から申し上げてしまい恐縮ですが、「大人の女性におすすめしたい、とってもいい感じの穴場のホテル」だったんです。国内外を問わずリピーターが多いという、このホテルをぜひご紹介させてください。
ホテル ザ セレスティン 東京芝のエントランス
ホテルのエントランスに入ると、天井の高い、落ち着いたロビーラウンジが迎えてくれます。ロビーを飾る美しい生花に気分が上がりますね。
この場所は、かつて薩摩藩江戸上屋敷があった地、とのことで壁面には薩摩切子をモチーフにしたアート、間仕切りには薩摩藩島津家の家紋をモチーフにしたスクリーンなど、実はホテルのあちこちに、鹿児島・薩摩ゆかりのものが配されているのだとか。どこか和を感じさせるデザインが、ホテル全体に落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
さて、チェックインは15時。まずは荷解きをして、お部屋をじっくり拝見します。
「ホテル ザ セレスティン東京芝」の宿泊フロアは、建物の14階から17階にあります。宿泊したのは、14階の1425室。エグゼクティブコーナーツインの「つむぎ」という名のついたお部屋です。
ホテル ザ セレスティン 東京芝のエグゼクティブコーナーツイン「つむぎ」の寝室
「……明るいですね!」と声が出てしまいましたが、2面に窓がある角部屋なので、冬の夕方でも明るい光が差し込みます。45㎡とのことですが、もっと広く感じます。部屋を遮るもの、あまり余計なものがなく、バス・洗面台・トイレも奥にまとまっているせいか、全体にゆったり、広々とした印象です。ツインなのでお二人で宿泊しても十分広いのですが、この日はひとり滞在。この広さを独り占めできるなんて……! それだけでも嬉しさがこみ上げます(笑)。
  • ホテル ザ セレスティン 東京芝のエグゼクティブコーナーツイン「つむぎ」のベッド上のヘッドボード

  • ホテル ザ セレスティン 東京芝のエグゼクティブコーナーツイン「つむぎ」のソファクッション

  • ホテル ザ セレスティン 東京芝のエグゼクティブコーナーツイン「つむぎ」のベッド上の洗面台

このお部屋の「つむぎ」という名の由来も、このホテルの「鹿児島・薩摩推し」によるところ。ベッド上のヘッドボードや、クッションなど、あらゆるところに大島紬がデザインされたお部屋なんです(ドアの部屋番号も大島紬で、可愛くアレンジされていました!)。一方で洗面台やバスルームは白が基調で明るく、自然光のもとメイクもできます。
さて、同じ14階にはスパがあると聞いて、このところ連日仕事で深夜帰宅が続き、あまりに疲れていたシオヤは、すぐに予約をお願いしました。「SPA AMUSTAS スパ アマスタス」という名前を見て、みなさまお分かりになるでしょうか……? 欧文を逆さに読んでみてください。ここでも薩摩推し、なんです!
ホテル ザ セレスティン 東京芝のスパ「SPA AMUSTAS スパ アマスタス」のマッサージルーム
通された先は、ベッドが2台あり、ペアでの施術もお願いできるお部屋でした。中にトイレもあり、広々としています。他にもう一室あり、男性も利用可とのこと。パンフレットを見せていただくと、オイルを使用したマッサージをベースに、フェイシャル、ボディ、ヘッド……と様々なメニューがありますが、全体的にシンプルでトライしやすい価格帯の構成に好感をもちました。組み合わせがしやすい上に、さらに宿泊者限定の割引メニューやパッケージもあるそうです。優しいセラピストの方と相談して、ボディマッサージ(60分 ¥14,300)に、ヘッドマッサージ(10分 ¥1,650)と、ホットストーン(10分 ¥2,200)、ブーショッファンという海泥ボディパック(1部位 ¥3,300)をオプションで付けることにしました。期待が高まります……!
  • ホテル ザ セレスティン 東京芝のスパ「SPA AMUSTAS スパ アマスタス」のマッサージオイル

  • ホテル ザ セレスティン 東京芝のスパ「SPA AMUSTAS スパ アマスタス」のホットストーン

実はシオヤ、マッサージは比較的よく受ける方なのですが、施術中に「寝る」ということは、ほとんどありません。それが……今回は、気が付けば「寝落ち」していました! あまりの気持ちよさに……。なので、実は最後の「ヘッドマッサージ」を受けた記憶がないんです。レポートをしなければいけない身なのに、申し訳ありません。

最初に、上の写真左の三つの小さな壺に入っているオイルの中から好きな香りのものを選び、マッサージに入ります。写真右は、ホットストーンを背中に置いて温まっている、図。この後このホットストーンで全身をマッサージしてもらうのですが、冷え固まった体を、温かい石がゆるゆるとほぐしてくれる心地よさといったら……!
そしておすすめなのが、ブーショッファン! これは海泥のパックなのですが、発泡性で塗るとじんわり温まってくるというもの。背中や足裏に塗るとデトックス効果があるとのことで、シオヤは足裏にお願いしたのですが……冷たい足の裏がほかほかと温まって、全身がものすごくリラックスできました。寝落ちしたのは、このブーショッファンの効果も大きかったと思います。拭き取った後は、かかとの角質もとれて、ふわふわ、しっとり。やみつきになりそうです……!
夢心地でスパを後にし、同じ14階にあるラウンジへ行ってみました。
こちらは宿泊者は全員利用可、また宿泊せずともスパのみのゲスト利用時なども使えるのだそうです。室内のラウンジと、外のパティオも2か所あります。
癒されたい、40代・50代女性に! 都心で見つけた、大人が「自分時間を過ごす」場所――ホテル ザ セレスティン 東京芝へ【ウェブエクラ編集長シオヤの「あら、素敵☆ 手帖」#86】_1_8
写真では分かりにくく恐縮ですが、正面のソファのほか、左右にもチェアが置かれて、かなり広く席数もあります。お茶を飲みながら棚にある素敵な本を手に優雅に過ごしてもいいですし、広いテーブルではパソコンを広げている方も。コーヒーメーカーは24時間利用可能、また夕方17時から20時までは、おつまみ・お菓子類とともにスパークリングワインやビールといったアルコールの提供もあります。これはうれしいですね! 
ホテル ザ セレスティン 東京芝 14階ラウンジのパティオ
パティオで、おつまみとドリンクをいただきました。周りを囲まれているせいか、風もなく外でもあまり寒さを感じません。コの字型の回廊のような作りで、ちょっと異国テイストもあり、夜はライトアップもされるそうで、人気の場所であるのがよく分かりました。
さて、そうこうしているうちに、夕食のお時間です。ホテルの方とお話してみると「ホテル内でもラウンジやレストランでディナーのご提供はあるのですが、女性のお客様ですと、軽く外にお食事に出かけられる方も多いんですよ」とのこと。確かに、ちょっと足をのばせば、飲食店も多々あります。……が。スパでほぐされまくり、ラウンジで気の緩んだシオヤは思いました。「……もう、一歩も外に出たくない……」と。小腹は空いたが、コートを着て外に出るのは面倒。スパではボディトリートメントだったためすっぴんではないものの、メイク直しもしたくない。そうなったら、答えは一つ。くつろげるお部屋の中でルームサービスのディナーをお願いすることにしました。
ホテル ザ セレスティン 東京芝のルームサービスの夕食
ルームサービス。素敵な響きです。しかし昨今、このルームサービスがないホテルも増えているのだそう。直営レストランを備える「ホテル セレスティン 東京芝」には、もちろんルームサービス(15:00~21:00)があります。お部屋にあるメニューを見ながら悩み、「グリルチキン&温野菜」(¥3,600)にライスセット(¥100)と、コーンスープ(¥900)をオーダーしました。ちょうど混みそうなディナータイムだったのですが、30分程度でお部屋に届き、早速いただくと……美味しい! このところ忙しくて、食事の時間も満足にとれていなかったのですが、ゆったりとお部屋でくつろぎながらナイフとフォークでいただくお食事の、なんと美味しいことでしょう。これでまた癒され度が格段にアップしました。
さて、お腹は満たされましたが、まだ寝るには早い時間。ちょっと元気も出てきたので、22時までオープンしている、1階のカフェ&バーラウンジ「セレクロワ」へ、行ってみました。
ホテル ザ セレスティン 東京芝1階のカフェ&バーラウンジ「セレクロワ」のカウンター
  • ホテル ザ セレスティン 東京芝1階のカフェ&バーラウンジ「セレクロワ」のカクテル

  • ホテル ザ セレスティン 東京芝1階のカフェ&バーラウンジ「セレクロワ」のカクテル

バーらしいカウンターに座れば、目の前でバーテンダーがカクテルを作ってくれるのを眺めつつ待つ……なんてこともできますが、この日は落ち着いた隅のソファ席へ。薩摩推しのホテルならではの、焼酎のラインナップも豊富とのこと。鹿児島産芋焼酎を使ったカクテルがあると聞いて、お願いしてみました。上の写真左側が、その芋焼酎にトニックウォーターと柑橘を添えたカクテル。芋焼酎独特のくさみがなく、すーっと飲みやすいカクテルです。写真右の赤いカクテルは、こう見えてノンアルコール。鹿児島産黒酢を使っていて、ピーチネクターやアップルジュース、グレナデンが加わった、なかなかパンチのきいたカクテルでした。お酒の弱い方ならカフェメニューもありますし、寝る前にもう一杯、がお約束の方にはうれしいバーがあるのは、ホテル滞在の素敵なポイントですよね。
ごはんを食べて、お酒も飲んで、あとはお風呂に入って寝るのみ! なんて幸せなことでしょうか。14階の夜景を見ながら、広いお部屋に備え付けのスピーカーにiPhoneを繋いで、好きな音楽を聴きながら、ゴロゴロ……。着心地のいいパジャマにくるまれて、至福の時間です。

寝つきも寝起きも悪いシオヤですが、さすがにこの日は普段より早く眠りに落ち、気づけば朝でした。そして、カーテンを開けると……!
ホテル ザ セレスティン 東京芝 エグゼクティブコーナーツインの「つむぎ」ベッドルーム
そこはさすがのコーナーツイン、二面の窓から明るい朝日が部屋の中に差し込んできます。キラキラと輝く東京の朝……! お部屋によっては、富士山が見えたり、東京タワーや東京湾が見えたり、様々な風景が楽しめるそうですが、シオヤはこの明るく広々とした、でも変にやりすぎていない(←これ大事です)コーナーのお部屋が、心から気に入りました。いつもは苦手な朝が元気に楽しめそうなので、早速1階のダイニング「ラ プルーズ東京」へ、朝食をとりに向かいます。
  • ホテル ザ セレスティン 東京芝の朝食のパン

  • ホテル ザ セレスティン 東京芝の朝食のサラダ

  • ホテル ザ セレスティン 東京芝のカレー

「ラ プルーズ東京」の朝食ビュッフェは、宿泊者以外も利用可能(大人¥3,300)だそうですが、見渡してみると、ほぼ宿泊の海外からのお客様でにぎわっていました。和洋中よりどりみどりのビュッフェですが、ここでも鹿児島産の食材が多く使われているのだそう。また、パンは「メゾンカイザー」のものだそうで、バゲットを好きなだけスライスしてサンドイッチにして楽しんでいる外国人ゲストも多いのだとか。

実は先にホテルの方から「カレーが美味しいので、ぜひ召し上がってください!」と推されていました。探すと確かに、カレーが。「伝統の熟成プレーンカレー 前身の初代料理長考案のカレーの味を再現」とあります。手間にあるお野菜をトッピングするスタイルなのですが、これがサラサラっとしたカレーで、細かいお野菜がたくさん煮込まれている上に、ピリッと爽やかな辛さ。確かに美味しいです。朝食べると、元気になる感じ。
そして、もう一つ推されていたのが「鶏飯」。鹿児島は奄美大島の名物ですよね。
ホテル ザ セレスティン 東京芝の朝食「TOKYO鶏飯」
こちらは「TOKYO鶏飯」と説明がありましたが、コンソメスープで食べる鶏飯、なんです。コンソメの優しい深みが、朝の胃に沁みる美味しさ。カレーも食べたというのに、鶏飯もペロッと食べてしまいました。
ホテル ザ セレスティン 東京芝のエントランス
先にちらりと書きましたが、かなり仕事が立て込んでストレスが溜まっていた状態での1泊2日の滞在だったのですが、想像以上の癒し効果に驚いています。

仕事柄、日々様々なホテルに赴くことがあるものの、聞けば最近では1泊数十万円~といった価格設定も珍しくなく、予約もいっぱい。昨今の東京のホテル事情を鑑みると「おひとり様で、都心のホテル宿泊」は、ハードルがかなり高くなって、気軽にできるものではないのかな……とも思っていたのですが、今回の宿泊で、我が身のリサーチ不足を恥じました。探せば「ホテル ザ セレスティン東京芝」のように、上質で、立地も客層も、価格設定まで「落ち着いた」ホテルもあるんです。お一人様はもちろん、お二人利用ならさらに気軽に利用できますし、人数はどうであれ「自分らしい時間を、心から楽しむ」ことが、いかに疲れたアラフィー女性の心身に良い影響を与えるのか、身をもって知ることができたように思います。「ザ セレスティンホテルズ」は、ほかに銀座や京都祇園にもあるとのこと。こちらも伺ってみたいと思いました。

後ろ髪を引かれまくりながらチェックアウトをいたしましたが、またすぐにでも行きたい……! と、もう思っています。次は、ラウンジ「セレクロワ」名物の季節のフルーツたっぷりのパフェ(スパークリングワイン付き ¥2,800)を、友人たちと食べに行ってみたい……と、新たなお楽しみができました。

『ホテル ザ セレスティン 東京芝』

⚫ 住所:東京都港区芝3-23-1

⚫ 代表電話:03-5441-4111

⚫ 宿泊料金:1室素泊まり32,000円(サ・税込み)~ ※宿泊税別 

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