華組 細谷奈弓ブログ

細谷奈弓

細谷奈弓

会社代表・うつわコンサルタント®

夫と10代の娘2人の4人家族。海外6カ国で生活後、器の仕事をしながら50歳手前でメルカドバッグ&アカプルコチェアブランド『¡CHÉVERE!(チェベレ)』を立ち上げました。大好きなファッション、食、器をはじめ、興味のあることや日々楽しんでいることをブログで発信していきたいと思います。

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器の祭典・テーブルウェアフェスティバルへ

年に一度開催のテーブルウェアフェスティバルへ。今年も素敵な器にたくさん出逢いました。
器好きにはたまらない年に一度の大イベント、
テーブルウェアフェスティバルに今年もお邪魔しました。
2025 TWF ①
昨年に続き、東京ドームではなく
お隣のプリズムホールにて開催。
2025 TWF ②
(ロイヤル・クラウン・ダービー /リビエラドリームシリーズ)
今年は有名人のテーブルディスプレイはなく、
ウエルカムコーナー企画として
クリスマス&お正月にちなんだ
テーブルの展示から始まりました。

こちらでは
・ロイヤルクラウンダービー
・エルキューイ
・KAGAMI
・リーデル
・ロブマイヤー
のアイテムを使用。
2025 TWF ③
(ロイヤル・クラウン・ダービー / ロイヤルアルバートホールシリーズ)
2025 TWF ④
(ロイヤル・クラウン・ダービー / チェルシーガーデンシリーズ)
和洋折衷のアイテムも素敵にまとまっています。
2025 TWF ⑤
続いて輪島復興企画の展示もありました。
2025 TWF ⑥
レトロで華やかな輪島塗から
シンプルモダンな輪島塗まで
それはそれはまるで博物館のような空間。

シンプル好きな私は
やはりスッキリしたデザインに
目が行ってしまいます。。

上は大崎漆器店の漆器たち。
シンプルながらとても煌びやか。
2025 TWF ⑧
こちらは田谷漆器店。
赤や黒のイメージが強い輪島塗ですが、
鮮やかな青の漆器はこれまた神秘的で素敵でした。

ちなみにこちらは今春、
岸田前首相がバイデン米大統領に贈答した
輪島塗カップを作製されたお店。

そのカップ(青ぼかしカップアンドソーサー)は
只今2年待ちだそうです…。
2025 TWF ⑨
蔦屋漆器店さんのディスプレイ。
和モダンのテーブルセッティングがとても素敵です。
2025 TWF ⑩
レイノー(フランス)のマカロンスタンドに合わせて
作られた豆皿を載せて。

蔦屋漆器店のアイテムは以前から個人的に愛用していて、
実はこの豆皿も持っています。
(たまたま同じスタンドを持っていたので
テーブルコーディネートのアクセントとして購入)

こちらは普通に単品使いもできるので
重宝しているアイテムの1つ^^
2025 TWF ⑦
(大崎漆器店)
輪島塗は分業制。
124もの工程を経て
やっと作品が出来上がります。

以前仕事で輪島塗の工程1つ1つを拝見させていただき、
どの過程も言葉にもできないほどの
精巧さ、緻密さ、繊細さ、丁寧さに
とても驚きました。

その上、輪島塗の器は
欠けたり割れたりしても修理可能なので、
半永久的に使用できるという点は
日本の伝統工芸の賜物です。

実際夫の実家で大正時代から使っている
輪島塗の重箱とお屠蘇セットは
100年ほど経っていますが、
少し前に修理して新品のように蘇り今も現役。

改めてその素晴らしさを実感しています。

※我が家の輪島塗について、華組ブログに綴っています☟
2025 TWF ⑧
そして毎年恒例のテーブルウェア大賞。
上はコーディネート部門の
大賞・経済産業大臣賞作品。

グリーンを基調に
輪島塗や九谷焼を組み合わせた
シックな色合いでとても素敵。
2025 TWF ⑨
(クラフト盆栽にミニ灯篭のオブジェが可愛い♡)
飾ってある盆栽は樹脂や針金で作る
クラフト盆栽というもので
全てご自身で作製されたそうです!

お盆と高台付きの長角皿を重ねる使い方は
とても参考になりました。
2025 TWF ⑩
こちらはお友達のテーブルコーディネーター、
石濱裕子ちゃんの作品。
優秀賞・東京都知事賞を受賞しました!
2025 TWF ⑪
こだわりは
【縦にテーブル展示したこと】

その際見せたい器が素敵に見えるように
個々のアイテム配置にも拘ったそうです。

淡いグレートンでまとめたスッキリとしたスタイリング。
その中に優しさを感じられる素敵なテーブルでした。
2025 TWF ⑫
そして上はオリジナルデザイン部門の
大賞・経済産業大臣賞作品。

優しい淡いブルーにゆらぐようなフォルムが美しく
ずっと見ていられるほど。

受賞された松浦健司さんは大好きなガラスブランド
【スガハラガラス】の製品開発を手掛けるガラス職人。

こちらの作品もいつか商品化してほしいなぁ・・・
と思わずにはいられませんでした(笑)

ドームの時ほど多くの作品はありませんでしたが、
どの作品も選ばれただけあってとても見応えがありました。
2025 TWF ⑬
(左上:漆のキャンドルスタンド(浅田漆器工芸) 右上:オールドバカラの数々(西洋美術骨董「五」-itsu-京都)左下:木のようで陶器のお皿(宝寿窯)右下:洋食器ですがこちらは有田焼(惣次郎窯))
2025 TWF ⑭
(左上:常滑焼の急須 右上:スタックできるスタイリッシュな重箱(青山窯)左下:ドラマで使われた燕物産のカトラリー 右下:波佐見焼のディスプレイ)
会場は以前の東京ドームに比べてかなり縮小されましたが、
この日は日曜日ということもあり
多くの人で賑わっていました。

そんな中色々巡り逢ったアイテムの数々。
器だけでなくカトラリー、テーブルアクセサリーなど
テーブルにまつわるアイテムがたくさん!
見ているだけでも楽しい時間でした♪
  • 2025 TWF ⑮

    (美濃焼・多治見ブース)

  • 2025 TWF ⑯

    (有田焼・深川製磁)

  • 2025 TWF ⑰

    (TSUBO-BUN/奥田章)

店舗の中に1人分のテーブルディスプレイも
多く展示されていました。

こういうお見本があると
購入してからどのように使えばいいのか
イメージが湧くのがいいですね^^
  • 2025 TWF ⑱

  • 2025 TWF ⑲

例年は自分の好きなシャンパングラスで
シャンパーニュやスパークリングワインを飲むスペースが
あったのですが、
今年は能登出身の方が出展するジェラテリア
「MALGA GELATO」が出展。

【世界一のジェラテリア】の称号を授与し、
地域素材や地元の生乳を100%使ったジェラートは
間違いなく美味しい!!!

お好きな輪島塗の漆器で
美味しいジェラートがいただけます♪

しかし、行った日が日曜日とあって長蛇の列・・・。

この時は泣く泣く諦めましたが、
オンラインストアで購入可能なので
そちらでオーダーしました♪
2025 TWF ⑳
(左上:宝寿窯/山本文雅さん 左下:青山窯/川副貴子さん 右:惣次郎窯/大串真司さん )
以前お仕事でご一緒した窯元の方々ともお会いでき、
久しぶりの再会に色々お話させていただきました^^
(他にもたくさんいらっしゃったのですが
来場者で賑わっていたのでなかなか写真撮れず。。)
2025 TWF ㉑
(Tops:PRADA、Bottoms:MID'OR、Boots:SARTORE、Stole:Johnstons of Elgin)
TWFは長時間歩くので
ここ最近はこんな感じで
「ブーツイン+羽織りもの」
の動きやすい格好で伺っています。

実はこの日はお友達2人と伺ったのですが
皆うつわに夢中で一緒の写真が撮れず。。

その位楽しいひとときでした♪
★Instagramもやっています
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