「“正月太り”をしたという人の多くは、年末年始の10日~2週間ほどの間に食べ過ぎて体重が1〜2kg程度増えたケースだと思います。でも実は、これは脂肪がついたわけではなく、単に水分をため込んでむくんでいるだけなんです。年末年始は、お餅やおせち、ケーキなど、糖質を多く摂りがちですよね。糖質は体脂肪に変わる前に、グリコーゲンという形で肝臓や筋肉に蓄えられます。それが体脂肪に変わるには、時間がかかるんです。
ただ、糖質には1gあたり約3gの水分を取り込む性質があります。そのため、摂り過ぎると体内の水分量が増え、むくみやすくなります。糖質を摂ると血糖値が急激に上がり、その後、糖が体内に取り込まれることで血糖値が急激に下がります。このとき、糖と一緒に水分も体内に取り込まれてしまうのです。
さらに、血糖値が急激に下がると、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが分泌されます。このコルチゾールも、体内に水分をため込みやすくする要因になります。こうした理由から、糖質の摂り過ぎはむくみを引き起こすのです。その状態を放っておけばそのうち体脂肪が蓄積されますが、早めにむくみを解消すれば、体重は元に戻せますよ」