最高の素材と技術で夏のおしゃれを彩る麦わら帽子【MADE IN JAPANの隠れた名品】

2018年6月6日
10年前までは皇室のかたや女優さんみたいと敬遠された帽子。今や夏は実用とファッションの両面からの必須アイテム! 脇役の力量がおしゃれを左右する夏、シンプルで上質なストローハットをご紹介。

極細の麦わらブレードと幅広のグログランリボン、最高の素材と技術が必要とされる夏の帽子

(左)モットルサイドアップブルトン¥38,000・(右)モットルキャノチエグログランリボン¥35,000/スグリ
「10年前まで帽子は『皇室のかたや女優さんみたいで』と敬遠されましたが、今や『もっとつば広なものはありませんか?』と問い合わせがくるほど」、そう話すのは『スグリ』デザイナーの佐々木恭子さん。特に夏は、実用とファッションの両面から必須アイテムになっているという。
 佐々木さんがブランド設立時から作り続けているのが、細い麦わらブレード(モットル)を使ったこの帽子。「でも、良質なストローの生産量が減ってきたのに加え、5㎜以下の細いブレードを縫える職人さんが数えるほどに。日本の職人の緻密な技あっての帽子なんですよ」と。
 佐々木さんも1㎝幅なら自分で縫えるけれど、どうしてもラフな麦わら帽風になってしまう。大人の服や都会の風景になじんで美しいものにするためには、ブレードの細さが必要だし、型くずれしないようにブリムを二重にするなど、特別な技術が必要。さらに、リボンも綿混率の高いグログランを選び、アイロンでいせ込んでいるそうだ。ていねいに作られた帽子は、かぶり心地もよく、麦わらの色が濃くなっていく経年の変化も愛おしい。脇役の力量がおしゃれを左右する夏、シンプルで上質なストローハットが気になる。

How to buy

スグリ

文化服装学院、サロン・ド・シャポー学院などで学び、アパレルで働いたのち、’02年『Sugri』を設立。帽子をメインにヘッドピース、コサージュやウェディング小物も手がける。夏はストロー以外にもラフィア、バオ、シゾールなどさまざまな素材と形がそろう。ネットショップのほか、伊勢丹や銀座三越などでのポップアップも。
問☎03・6434・5379 www.sugri.net

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