「ナチュラルでいたいからノーファンデ!」のような、自己流美容を貫いてませんか? 大事と信じていたことが、実は意味のないことだったり、やりすぎが老け肌の原因だったり……。今のきれいに必要なメイクについて、「ツヤ」と「線」が主役で色は脇役と心得る、ヘア&メイクアップアーティスト藤原美智子さんが語ります。
1.シミ、くすみカバー必須なエクラ世代のノーファンデが、「疲れた印象」の原因だった!
「ナチュラル」を目ざすエクラ世代が陥りがちな最大のワナが「ノーファンデ」。「隠せないシミ、しわ、くすみ。そこに秋冬の乾燥が加わり、他人からは『いじわるな印象』『疲れた感じ』に見えてしまいます。エクラ世代のファンデーションは必須。スキンケア感覚で使える軽いものなどを選んで、肌の輝きや潤い感だけは死守して」。
(中)ディオール バックステージ フェイス&ボディ ファンデーション¥5,100/パルファン・クリスチャン・ディオール
(左)クレ・ド・ポー ボーテ タンクッションエクラ(9/21発売)¥9,000/資生堂インターナショナル
2.塗れば塗るほどツヤが遠のくパウダーは"適量"を心得て、効果的に使うべき
パウダーをパフにたっぷりとり、顔にのせたらブラシで払う。そんな昔ながらの「パウダー神話」。しわが気になる年齢になっても、まだ続けているという人は注意。「パウダーには皮脂を取り去る作用があり、大人が使うと、どうしてもパサついた印象になります。粉類はプレストタイプかパウダーファンデーションに絞り、部分的に使うのが効果的」。
3.たとえ極細に描いても本物には見えない。ならば"太め"で、心もとない眉をしっかりフォロー
年齢とともに薄くなっていく眉。「細いペンシルなら本物に近いと、一本一本細く描く人も多いのですが、いくら繊細でも、ペンシルの線が本物に見えることはありません。むしろ自然に見せたいなら、太めのペンシルかパウダー。ベージュや黄み系は"夜遊び中年"的なイメージになるので、ダークブラウンで若々しくキリッと仕上げるのがコツです」。
(中)バランシングアイブロウ 02 ¥6,500/SUQQU
(左)ルナソル スタイリングアイブロウペンシル(フラット)02 ¥3,500/カネボウ化粧品
4.エクラ世代の唇を確実にふっくら整えるのはグロスよりリップペンシル
ふくらみがしぼみ、あいまいになったラインをフォローするのは、口紅やグロスではなくリップペンシル。「口紅は色みを添えるもの。フォルムの立て直しにはリップラインが必要です。太めのベージュピンク、ベージュブラウンなど、少し影のつくあいまい色が何色かあれば、バリエーションも広がります。グロスで唇がふっくらするのは20代まで。おしゃれで使う程度に」。
(右)リップ ディファイ二ング ペンシル 02 ¥3,500/SUQQU
(中)ル ルージュ クレイヨン ドゥ クルール マット 257(8/24発売)¥3,900/シャネル
(左)リップライナー BE821 ¥3,500/コスメデコルテ
5.ぼんやりしがちな目のきわは黒で"締める"が正解。ブラウンでは効果半減!
あいまいになりがちな目もとのラインを引き締めることができるのはリキッドの黒だけ。「ブラウンでは効果がありません。さらに黒のアイラインはまばらなまつ毛のかわりにもなり、目力を大きくサポートします。黒だときついと感じる場合は、色で引き算するのではなく、テクニックで。綿棒で軽くぼかすだけでもなじみ方が変わります」。