【2020秋冬靴】50代のおしゃれが華やぐ!気分を上げてくれる「いい靴」

掲載商品が雑誌の発売とともに「エクラ売れ」を記録したという、スタイリスト・戸野塚かおるさん。靴をこよなく愛するマダム戸野塚が選ぶ、少数先鋭をラインナップ。「いい靴はあなたを素敵な場所に連れて行ってくれる」の"言い伝え"のとおり、「いい靴」は、私たちの気分も運も上げてくれるから、日常でこそ楽しみたい。お気に入りの一足を早速チェックして!

 

戸野塚かおる(とのつか かおる)

戸野塚かおる(とのつか かおる)

スタイリスト。エレガントで小気味のよいスタイリングが本誌でも大人気。靴に精通し、インスタグラムの靴情報を愛読する編集者も多数。個別にアドバイスをする、パーソナルスタイリングも人気。

Instagram : kaoru.tonotsuka

 
①秋から冬への「カギ」となる3タイプの靴とは?

見えてくる景色さえも変えてくれる。いい靴の魅力を日常で実感して

コロナ禍で生活範囲が狭くなる中、おしゃれも様変わりしました。全身バッチリと決め込んだようなパワフルな装いには気持ちが向かいませんね。実際私もそうです。今は、肩の力を抜いて、より心地のよい装いに身をゆだねたいというのが本音です。
 
実はこの状況下、私の中では靴への愛情がよりいっそう深まっているんですよ。以前にもお話ししましたが、靴は足先にちょこんと加えるだけの、おしゃれの中ではごく小さなパーツです。ところがそこに、眺めているだけでもうっとりできるような美しい一足を加えると、装いが華やぎ、気持ちも姿勢も変わり、見えてくる景色さえも変えてくれるんです。心躍るような外出はまだむずかしい状況ですが、それでも気持ちだけは素敵なところに向かっていたいなって。靴は、時にアクセサリーがわりにもなり、メイクアップ効果ももたらしてくれます。装いがよりシンプルになっている今は、心地よく、気分を上げてくれる一足で、足もとは楽しく遊んだほうがいい、そう思うのです。
 
秋から冬へのカギとなる靴は3タイプ。フラット靴と、マニッシュ靴、そしてブーツ。今のカジュアルスタイルにバランスよく合うもので、履き心地のよさと、歩きやすさも重視しています。エレガントなヒールパンプスは今は小休止。それにかわるフラット靴は、愛嬌があって、パンチの効いたものを。スニーカー感覚で取り入れたいマニッシュ靴はちょいワル風に。そしてブーツは、美しさと今どき感をポイントに。
 
つい引き算しがちな今だからこそ、日々のおしゃれの中にいい靴を。その魅力を多くのかたに実感してもらえたらうれしいです。
 

1.「ヒールのないフラット靴は、少し大胆なほうが断然素敵!」

フラット靴
(右上から)靴(1)¥85,000/ドゥロワー 六本木店(セルジオ ロッシ) 靴(0.5)¥83,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ) 靴(1)¥10,7000/ブルーベル・ジャパン(マノロ ブラニク) 

2.「マニッシュ靴は、ちょいワルに。まじめすぎず、奇抜すぎないデザインが理想的です」

マニッシュ靴
(左)靴(1)¥80,000/クロエ カスタマーリレーションズ(クロエ) (右)靴(1)¥107,000/ブルーベル・ジャパン(マノロ ブラニク) 

3.「ブーツは、フォルムの美しさが大切。安定感のあるヒールも欠かせませんね」

ブーツ
(左)靴(6)¥127,000/ジャンヴィト ロッシ ジャパン(ジャンヴィト ロッシ) (右)靴(4.5)¥105,000/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)

 
②ひとくせあるフラット靴

「強めの一足で脱無難に。臆せず挑戦して!」

”キラキラ、ふわふわ、きれいな色やメタルパーツ。この秋は、眺めているだけでもワクワクするような、個性的な一足を選びましょう。ヒールがないぶんカジュアルだから、「少し派手」なほうがちょうどいい具合に華やぎを加えてくれるんです。”
ひとくせフラット
1.ビジューの配されたストラップとポインテッドトゥの甘辛ミックスが新鮮。
靴(0)¥91,000/ジミー チュウ 
2.ポンポンもグレージュなら大人顔。
靴(1.4)¥42,000・ポンポン¥6,000/サードカルチャー(シャテル) 
3.ジッパーの縁取りが装いにモード感をひとさじ。
靴(1)¥85,000/ドゥロワー 六本木店(セルジオ ロッシ) 
4.レオパード柄とゴールドのメタルがさりげなく遊び心をプラス。
靴(1)¥97,000/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ) 
5.甘いピンクも足もとならこじゃれたアクセントに。
靴(0.5)¥83,000/ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン(ロジェ ヴィヴィエ) 
6.温かみのあるファブリックは今季の注目素材。シルバーのプレートでピリッと辛口に。
靴(1)¥10,7000/ブルーベル・ジャパン(マノロ ブラニク) 
7.オールベージュがモダン。脚長効果も期待できる。
靴(2)¥84,000/フェラガモ・ジャパン(サルヴァトーレ フェラガモ) 
8.バレエシューズならアニマル柄もぐっとシックに。
靴(0.5)¥80,000/ジャンヴィト ロッシ ジャパン(ジャンヴィト ロッシ)

 

華やかな一足を日常に。そんな贅沢をさらりと楽しみたい。

ゴールドのラミネート加工が施されたラムスキンに、黒のトゥと、足首に近い位置にちょこんと飾られた黒のグログランのリボン。パーティにも出かけられそうなラグジュアリーなムードのある一足も、フラットシューズなら親近感もぐっとアップ。特別な日ではなく、何げない日常にさらりと楽しめるのは、年齢を重ねた女性にこそ許される贅沢。

ひとくせフラット靴
靴(1)¥89,000・スカート¥261,000・バッグ¥1,009,000・ブレスレット¥68,000/シャネル

 
③NEXTマニッシュ靴

「スニーカー感覚で、快活さを意識して」

“ローファーやレースアップシューズなど、いわゆる定番はお持ちのかたも多いはず。正統派のメンズ靴こそ軽やかに一歩前進させて。イメージは「頭がよいのに遊んでる子」。そう、学生時代にいた人気者です(笑)。足首を見せて、女っぽさと抜け感を加えるのも忘れずに”

 

ローファーの白に、バッグの白。パールの白も加えて軽やかに洗練。

ショートパンツでアップデートしたトレンチコートスタイルの足先を飾るのは、端正な純白のローファー。軽やかな足もとに、バッグと、さらに耳もとと手もとにはパールの白を散らして。抜け感が加わり、ぐっとあかぬけた印象に。

トレンチコートスタイルにローファーをあわせたコーデのTINA
靴(1.5)¥90,000・コート¥300,000・ニット¥90,000(参考価格)・ショートパンツ¥135,000・バッグ¥249,000/サンローラン クライアントサービス(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ) ピアス¥414,000・ダブルリング¥1,820,000・リング¥1,380,000/TASAKI

ファーのあしらいで小粋にアップグレードしたローファーを主役に

端正なローファーのアッパーにたっぷりと贅沢にあしらわれたファー。フロントを飾るHモチーフのメタルのシャープな輝きも、上品なムードを呼び込んで。小粋な遊び心とリュクス感が両立した靴の存在感が、シンプルなスタイルを引き立て、上質を知る大人の装いに昇華。車から降り立つ何げない姿も洗練されたたたずまいに。

エルメスのローファーを主役にしたコーディネート
靴(2)¥197,000・ニット¥189,000・パンツ¥525,000・ブレスレット¥175,000/エルメスジャポン(エルメス)
マダム戸野塚が選ぶローファー4足
1.リッチに輝くCシグネチャーが抜群の存在感。
靴(1)¥80,000/クロエ カスタマーリレーションズ(クロエ) 
2.端正なフォルムにパイソン柄が美しく融合。
靴(1.5)¥47,000/J&M デヴィッドソン 青山店(J&M デヴィッドソン) 
3.甲に配したマキシサイズのアクセサリーがコンサバ感をスマートに払拭。
靴(0.5)¥76,000/トッズ・ジャパン(トッズ) 
4.肌なじみのいいゴールドに銀糸のタッセルが品よい輝きを添えて。
靴(1.4)¥46,000・タッセル¥3,000/サードカルチャー(シャテル)

 

シルバーの靴はアクセサリーの延長として取り入れるのが正解

グレーのワントーンコーデもシルバーの存在感で簡単にクラスアップ。

アクセサリー感覚で取り入れたいシルバーの靴
靴(1.3)¥71,000/ヒラオインク(クレジュリー) ニット¥67,000/ウールン商会(ジェントリー ポルトフィーノ) パンツ¥53,000/ドゥロワー 六本木店(ドゥロワー) ハット¥57,000/アオイ(ファビアナフィリッピ) ネックレス(コインつき)¥36,000・ネックレス(短)¥32,000・ネックレス(長)¥68,000・バングル(右手)¥108,000・ブレスレット(左手)¥70,000・リング¥68,000/ホワイトオフィス(ジジ)

つやめくボルドーの足もとがエレガントな装いを知的な印象に

女性らしいスカートスタイルも、マニッシュ靴のつやめくボルドーの存在感で軽やかさが上昇。さりげなく知性が匂いたつたたずまいに。

女性らしいスカートスタイルにレースアップシューズのコーディネート
靴(2.5)¥69,000/トッズ・ジャパン(トッズ) シャツ¥90,000・スカート¥120,000/ミカコ ナカムラ 南青山サロン(ミカコ ナカムラ) リング¥38,000/ブランイリス エストネーション六本木ヒルズ店(ブランイリス)
マダム戸野塚が選ぶマニッシュ靴4足
1.スタッズの輝きがモダンな足もとを演出。
靴(2.5)¥96,000/ドゥロワー 青山店(チャーチ) 
2.黒×グレーのウール素材なら大人の装いにも品よくマッチ。
靴(1)¥107,000/ブルーベル・ジャパン(マノロ ブラニク) 
3.オールホワイトの潔さが装いを軽やかに。
靴(1.3)¥71,000/ヒラオインク(クレジュリー) 
4.レーザーカットの繊細なディテールが印象的。
靴(1.5)¥141,000/リシュモンジャパン(アライア)

 
④ほんのりモードなブーツ

「存在感があるぶん、今年らしいチョイスで!」

“ショートブーツは、モダンな印象をつくってくれる一足を。黒なら、メタルをアクセサリー感覚で。ベージュは、なじませても、さし色にしても上品です。この冬トレンドセッターの予感がするロングブーツは、フラットタイプが断然気分です!”

 

揺れ動くワンピースに、旬が香るスタッズブーツでさっそうと

しなやかな素材感で、動きに合わせて踊るようなシルエットを生むフェミニンなワンピース。花柄とレース使いでかわいらしさとノスタルジックなムードをたたえた一着には、シャープなフォルムとスタッズ使いでモダンに昇華したブーツを。ハンサムな足もとが甘さを美しく引き算し、大人にふさわしいパーフェクトバランスに導いて。

存在感のあるショートブーツ
靴(6)¥130,000・ワンピース¥395,000・ピアス¥105,000・バッグ¥270,000(すべて予定価格)/セリーヌジャパン(セリーヌ バイ エディ・スリマン)

装いを美しく整えるベージュ系と、メタルの輝きを宿すブラック系に注目

存在感のあるショートブーツ
1.長めのリブで脚長効果も。
靴(7)¥131,000/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ) 
2.スエードのベージュが装いのトーンを美しく調整。
靴(6)¥127,000/ジャンヴィト ロッシ ジャパン(ジャンヴィト ロッシ) 
3.レザーの黒とヒールのメタルがスタイリッシュに融合。
靴(5)¥155,000/ウールン商会(ペセリコ) 
4.シルバー使いでアクセサリーのように華を添えて。
靴(3.5)¥115,000/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ) 
5.モードな一足もベージュならぐっと上品に。
靴(7.5)¥121,000/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ) 
6.シルバーバックルで横顔も美しく。
靴(4.5)¥105,000/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ) 
7.さりげないディテールでこなれ感も抜群。
靴(6.5)¥119,000/トッズ・ジャパン(トッズ)

たちまち旬バランスを実現!取り入れやすさを最優先に

ロングブーツ
1.上質なレザーのつやめきと、職人の手の技による完成されたシルエットが装いをブラッシュアップ。
靴(1.7)¥140,000/ドゥロワー 六本木店(フラテッリ ジャコメッティ) 
2.美しいたたずまいと足首のベルトモチーフが膝下をより長く強調。
靴(2)¥241,000/ジャンヴィト ロッシ ジャパン(ジャンヴィト ロッシ) 
3.ニュアンシーなグレーが多彩な色を品よく受け止めて。
靴(0)¥138,000/ジミー チュウ

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