懸命に生きる大人を幸福な時間へと誘う「ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム 2012×生牡蠣とキャビア」

おいしい料理があれば、シャンパーニュはもっと楽しい!シャンパーニュをより楽しむヒントを、ワイン&フードジャーナリストの安齋喜美子さんがお届け!

日々を懸命に生きる女性たちへ

ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム 2012×生牡蠣とキャビア

華やかなブーケの香りに心癒される。清らかな酸味と芳醇な果実味。その味わいは優しさに満ちて、穏やかで幸福な時間へと誘われる。「ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム2012」。“偉大なる女性”という名のこのシャンパーニュは、メゾンの初代当主フランソワ・クリコの妻、通称マダム・クリコへのオマージュとして誕生したものだ。

マダム・クリコは27歳の若さで未ヴ)となったが、夫亡きあと、自らメゾンの指揮を執り、ロシア宮廷にシャンパーニュを売り込んで会社を大きく発展させた。時は19世紀初頭。女性が仕事をするなど、考えられない時代だった。彼女の心にあったのは残された娘とスタッフたちを守ること、そして夫ヘの愛だった。

このシャンパーニュは、初夏の夕暮れ、海の香りがする岩牡蠣とともに、贅沢に開けてみたい。それも、仕事仲間など“がんばった女性同士”でしみじみと。私たち、けっこう努力してきたんですもの、これはご褒美よね、と、互いの人生に敬意を表して。母なる海そのものの牡蠣の味とマダム・クリコの愛がつまったシャンパーニュは、私たちのエネルギー。だから、これからもがんばれる。

ピノ・ノワール90%、シャルドネ10%。白桃やアプリコット、ジャスミン、ナッツの香り。柔らかでふっくら、気品ある果実味。2012年は、気まぐれな天候だったが、太陽に恵まれ、高品質のブドウができた年。果実のコクと深みが牡蠣やキャビアを優しく包む。¥22,880/MHD モエ ヘネシー ディアジオ

ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム 2012

ピノ・ノワール90%、シャルドネ10%。白桃やアプリコット、ジャスミン、ナッツの香り。柔らかでふっくら、気品ある果実味。2012年は、気まぐれな天候だったが、太陽に恵まれ、高品質のブドウができた年。果実のコクと深みが牡蠣やキャビアを優しく包む。¥22,880/MHD モエ ヘネシー ディアジオ

ワイン&フードジャーナリスト 安齋喜美子

ワイン&フードジャーナリスト 安齋喜美子

あんざい きみこ●『エクラ』をはじめ、多くの媒体で執筆。ワイナリー取材も多数。近著に『ワイン迷子のための家飲みガイド(』集英社)。シャンパーニュ騎士団シュヴァリエ。

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