任天堂の発祥地に誕生したホテル『丸福樓』でおこもり旅を堪能【京都旅】

ここ数年で京都のホテルは選ぶのに悩むほど急増し、ホテルの中でもゆっくり京都を感じられるアドレスばかり。今回は京都で今話題の菊浜エリアに誕生したばかりのホテル「丸福樓」をご紹介。

新旧の建築、豊かな食を紡ぐ今話題のエリアで新しくて懐かしい滞在を

丸福樓

丸福樓

話題のオールインクルーシブであれこれ悩まずに自由に楽しめる

1880年創業の任天堂の発祥地に今年4月に誕生したホテル。事務所と創業家・山内家の住居などがあった旧本社社屋を客室などに改装し、新築の宿泊棟ともども安藤忠雄氏が設計監修。既存の建物は当時の様式や内装を残すレトロなインテリア、新築棟はシンプルでモダンな空気感や機能美がきわだち、客室の延長として設けられたライブラリーやラウンジも独創性あふれる空間だ。宿泊は、食事とドリンクフリーのオールインクルーシブプランがおすすめ。料理家・細川亜衣さんが監修する夕朝食や軽食、夜食やバーを好みのスタイルで楽しめ、ホテルの中ですべてが完結する。チェックアウトまでずっとホテルにこもって過ごす人が多いというのも納得がいく。

細川亜衣氏監修のデ ィナーの前菜「魚の幸の サラダ」

細川亜衣氏監修のディナーの前菜「魚の幸のサラダ」。季節の食材を生かした「新しい日本の洋食」がコンセプト

安藤忠雄氏が手がけた新築の レジデンシャルスイート。

安藤忠雄氏が手がけた新築のレジデンシャルスイート。客室は全18室あり、すべて内装や調度品が異なる。

夕食と朝食を提供 するレストラン「carta.」

夕食と朝食を提供するレストラン「carta.」

荷物の輸送に使われていたエレベーターをそのまま残す宿泊 棟。

荷物の輸送に使われていたエレベーターをそのまま残す宿泊棟。歴史ある建物を再生させ、新旧のものを絶妙なバランスで共存させている。

新築の客室内には設計した安藤氏のサインが

新築の客室内には設計した安藤氏のサインが

Data

京都市下京区正面通加茂川西入ル鍵屋町342

☎075・353・3355 1泊3食つき(飲み物や夜食を含む)¥75,000〜(1室2名利用時)、朝食のみのプランも。レストラン「carta.」のビジター利用はHPで告知。

https://marufukuro.com

  • 京都の中心でリラックス時間を過ごせる『THE SHINMONZEN』【京都旅】

    京都の中心でリラックス時間を過ごせる『THE SHINMONZEN』【京都旅】

    石畳の道に町家が並び、京都らしい情緒がある祇園白川あたり。観光で「行く」だけだった祇園に、今度は「泊まる」旅、しかもラグジュアリーに滞在する旅がしてみたい。新門前通は、明治時代から続く古美術商が多く立ち並ぶ通り。その白川沿いに’21年末に開業した『THE SHINMONZEN』は、スイートルームが9室のみの隠れ家的なホテルだ。

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